海外留学レポートReport from Overseas

後悔のないように1日1日を大切にして、充実させたいと思います。

Dec . 2012
最近、寒さが厳しくなり、クリスマス前から雪がずっと積もっています。もちろん日本に居る時に、このような雪は一度も見たことがないので、カナダの冬をとても楽しんでいます。秋のセッションが終わって約1か月の休みがありました。その間にここでしか体験することのできない多くのことを、経験することができました。
まず、セッションが終わってすぐにニューヨークに約1週間旅行に行きました。クリスマスが近いこともあって、街中がイルミネーションなどの飾りでいっぱいでとても綺麗でした。ニューヨークの街の大きさと、にぎやかさにもとても驚きました。ニューヨークでは、有名な博物館にいくつも行きました。普段触れることのできない絵画や、ヨーロッパなどの多くの国々の古い時代の作品などを見ることができました。見るもの全てに感動しました。また、ニューヨークの有名な観光地を全て訪れることができました。今までテレビや本でしか見ることのなかったものや、映画などで目にしたことのある建物などを自分の目で見ることができて、とても興奮しました。私がニューヨークに行って強く感じたことが2つあります。まず1つ目は、日本はとても愛されている国だということです。私が訪れた観光地のほとんで、外国人が日本語や、日本で流行している言葉をたくさん知っていました。地下鉄では、日本の曲を演奏しているトランペット演奏者にも会い、日本人であることをとても嬉しく感じることができました。2つ目は、アメリカ人全てがどうかは分かりませんが、歌やダンスなど芸術性の高い国だと思いました。街中で、自分の特技などを活かしてお金を稼ぐ人をたくさん見ました。日本ではあまり見られない光景だったのと、クオリティーの高さにただただ驚くばかりでした。生きていくために、特技を磨いて、さらにそれを見た人々が感動して、こういった人々の魂を感じられるところと、音楽であふれていて、何よりも気さくでフレンドリーなニューヨークが本当に好きになりました。
次にクリスマスは、カナダにおいてとても大きな行事の一つでもあり、私もとても楽しむことができました。私のホストファミリーはクリスチャンで、週に1回教会に行っています。私もたまに付いていくこともあり、そこではお祈りや、子ども達へ向けてのお話があります。クリスマスは特に教会では大きな行事があり、私も参加しました。日本にいるときは、宗教と聞くと少し消極的なイメージがありましたが、どうしてクリスマスを祝うのか、そしてクリスチャンの精神においても、尊敬するところもたくさん見つけることができてとても良い経験をすることができました。また、クリスマス前にホストマザーに勧められて、教会でピアノを弾きました。日本にいてもこのような経験はなかなかないので、とても良い経験をすることができました。
大晦日には、友達と一緒に過ごしました。ここでも文化の違いを感じることができました。日本ではクリスマスは友達や恋人と過ごし、お正月は家族と過ごすのが一般的ですが、カナダでは正反対でした。私は、友達と夕食を食べたり、話したり、カウントダウンをしたりと、一生忘れられない年越しになりました。
行事以外でもたくさんの時間を、外国人の友達と過ごして、勉強や将来の話などについても話す機会がありました。そこでもとてもやる気をもらうことができ、次のセッションが始まる前にとても良い経験ができたと思っています。次のセッションが私にとって、最後になります。後悔のないように1日1日を大切にして、充実させたいと思います。