海外留学レポートReport from Overseas

今後自分がどうありたいのかを見据えることができた気がします。

Dec . 2012
留学生活も今月をもって終了となりました。毎日寒さが厳しく、空気がとても乾燥しています。厚着やズボンを2枚穿いても冷たい空気がスーと洋服の中に入ってくるので常に身震いが絶えません。先日、雪が降り、大学内の川に氷がはりスケートをしている人がいました。
今月は学校の活動で中国語大会が行われました。私は見学をしに行き、欧州の人たちが中国語をペラペラに話すのに驚きました。また、留学生活が今月で終了することもあって友達とご飯や遊ぶ機会が多かったのですがもう会えなくなると考えたら本当に名残惜しいです。「縁があって出会ったのだから別れはつらいもの」と中国の友達が言ったことがあり、まさしくその通りだと思いました。これも留学の一つのいい経験になりました。
日本に帰る前に旅行しようと思い、ハルビンに旅行をしに行きました。気温がマイナス30度近くの都市で天津とは比べものにならないくらい寒かったです。観光名所をめぐり亚布力というところにスキーをしに行きとてもいい思い出になりました。またハルビンは昔からロシアとの繋がりがある都市なので建造物などはロシア風が多く、料理もロシア料理が多かったです。夜になるととても冷え込むため、お店は夜9時での閉店が一般的だそうです。私が行ったときはハルビンの有名な「氷雪大世界」がまだ開催されていない時期でしたがすべて氷と雪でできていて、1月に行くのが最適だそうです。
中国留学生活の10ヶ月間はあっという間に過ぎたけれども来てよかったと思います。日本にいたら体験できないことや中国の本当の現状はどうなのかなどを知りえた、いい機会でした。これらの体験を踏まえ今後自分がどうありたいのかを見据えることができた気がします。