海外留学レポートReport from Overseas

台湾留学

Nov . 2022

10月に入りましたが台湾は20℃以上のまだまだ暑い日が続いています。ですが夜は少し肌寒いので上着を羽織るなど自分で体温調整することが必要です。

今月の下旬から11月の1週目にかけてアカデミック授業の中間テスト期間でした。この事から今月は勉強中心の1ヶ月でした。
私はアカデミック授業を3つ受講しています。今回はその中の2つの科目のテストがありました。台湾に来て初めてのテストという事で早めに準備をしておこうと考え、私はこの1ヶ月間は図書館にこもって勉強しました。大学の図書館には自習ができる個室が沢山あり、とても設備が整っていて集中して勉強することができます。今回受ける2つのテストはどちらも台湾人の学生と一緒に受けている授業なのでわからない単語や文法など多々ありますが、台湾人の友達に教えてもらいながら、なんとか無事に試験を迎えることができました。終わった後の感想としては、試験範囲が決められていたことできちんと勉強していれば問題なく解くことができたと思います。
そしてテストの話に関連して驚いた話があります。今月に入って多くの台湾人の友達にお菓子を貰いました。今月はハロウィンの期間だったことからハロウィンのお菓子だと思っていましたが話を聞いてみると「歐趴糖」といわれる贈り物であることがわかりました。「歐趴糖」とは、台湾の大学生が試験前にテストに合格できますように・良い点でありますようにという思いでお菓子を送る習慣の様で、本来なら同じ学部の先輩が後輩に送るものだと教えてくれました。日本にはこのような文化はないためとても面白く感じました。

授業が本格的に始まって2ヶ月が経ち、中国語の上達を感じる事が多々あります。店員さんや屋台のおじさん、バスで隣に座っていたおばさんなどに「你是日本人嗎?」(日本人ですか?)と話しかけられる事が多く、最近では拙い中国語ですが様々な人と会話ができる様になってきています。通じない場合は単語だけでも話すと意図を読み取ってくれて話が続くので会話をすることが楽しく感じます。更に友達以外の沢山の人と会話をしたいと思うので残りの4ヶ月間は受身ではなく積極的に会話を楽しみたいと思います。

写真1枚目は台湾人の友達に貰った「歐趴糖」で写真2枚目はアカデミック授業の台湾人の先生に台湾料理のお店に連れて行って頂いた時の写真です。食べたことがない台湾料理ばかりでとても新鮮でした。