海外留学レポートReport from Overseas

出会いの多かった10月

Oct . 2019

 10月後半になりました。後期に入ってから時間が経つのがとても早く感じます。寒暖の差が激しく体調管理に気を付けながら生活しています。

 9月の報告書に書いた通り、ロシア人の学生が2人私たちのクラスに来ました。中国語の学習期間は私たちとあまり大差がないのですが、彼らの会話力や単語数など私より圧倒的に上でした。だから毎時間彼らから刺激を受けながら授業を受けています。人数も増えて授業の雰囲気が以前より明るくなったかなと思います。授業内容が前期よりとても難しく感じていて、ついて行くのに必死です。今までよりも復習をしっかりやっていかないとこのままでは置いていかれるなと感じています。また私は帰国前の年内に検定試験を受験すると決めたので、そこに向けても取り組んでいかなければならないです。授業の先生の紹介で日本語学科の学生と繋がることができ、私と一緒に勉強してくれるので、このような機会を活かしていきたいと思います。

 中国は10月に国慶節があり、7日間の休日がありました。大型連休の中国はどこに行っても人があり得ないくらい多くて、遊びに行くのには向いてないなと思いました。が、私も連休を利用して上海の隣の都市「杭州」に日帰りで観光に行ってきました。高速鉄道のチケットが残りわずかで改めて中国の人口の多さを実感しました。杭州は昔ながらの街並みで景色もとても良かったです。私たちが日本人だと分かると日本語であいさつしてくれたり、私たちが困っていると他の外国の方が助けてくれたりと、良い出会いもあり良い旅行でした。

  海外で生活しているといろいろな場面でトラブルが起き、どうしても言葉の壁を乗り越えられず落ち込んでしまう時もありますが、そんな時は現地の人に頼ることが大切だと実感しました。トラブルに巻き込まれるのは正直とても面倒ですが、その分の知識がつくのでラッキーだと自分に言い聞かせています。中国だけとは限りませんが、中国人のフレンドリーな所は見ていてとても良いと思うし、私もそのような人たちに助けられていると感じました。

 留学生活もあと約3か月と少なくなってきました。やり残したことがないように勉強も遊びも充実させていきたいです。