海外留学レポートReport from Overseas

後期開講して

Sep . 2018

9月は2学期開講、語学堂の開講、東亜大学の大学祭“대동제”など、行事が盛りだくさんでした。前期では語学堂と外国人留学生のみ履修可能な韓国語の授業2つのみ履修していたのですが、後期に入ってからは語学堂に加えて、中国語の授業、博物館関連の授業、日本事情を学ぶ授業、この3つの履修を始めました。これらの授業は韓国人学生が受講している学部授業なのでスピードも速く、受講人数もそれなりに多いため今はまだついていくことで精一杯ですが、授業担当教授がサポートしてくださったり、韓国人の学生さんが助けてくれたりするので頑張ることができています。

今受講している学部の授業の中で“석당박물관에서만나는명품”という東亜大学にある博物館について学ぶ授業があるのですが、受講していて難しくもありますが、とてもおもしろい授業です。東亜大学が所有している석당박물관の歴史や所蔵品について学んだり、東亜大学周辺にある博物館や資料館へ足を運び、直接職員の説明を聞きながら授業をします。ただ聞くだけではなく、実際にレプリカを使用した土器修復作業体験をしたりクイズ形式で博物館をまわったりもします。私自身筑女で博物館学芸員課程を履修しているため、韓国の博物館を知ることで今までよりも視野も広がるのではないかと思っています。単語も難しい上に歴史を知らなければ理解が難しいのでこれからしっかり勉強していこうと思います。

学部授業も難しいのですが、正直語学堂も大変です。今学期から高級クラスになり、今までよりも会話の授業が増え、学生同士で意見交換をすることも多くなりました。会話の授業は増えたのですが、中級の時とは異なり、語彙・文法は前よりも詳しく説明されなくなりました。そのため前に習った所で理解不足の部分があると、ついていくのが本当に大変になります。私は文法に弱いので不明な点はその日に解決できるように努力しています。

9月17日から20日は東亜大学で大学祭が開かれました。日本の大学の大学祭のように休日に開催されるのではなく、授業がある平日に何日間にわたり開催されるのが不思議だなと感じました。留学に来る前、韓国の大学祭ではお酒を販売して夜遅くまで遊ぶと聞いていたので1度その雰囲気を楽しみたいと思っていたのですが今年から販売が禁止になり、自分がイメージしていた大学祭とは異なるものでした。しかし韓国の大学祭の醍醐味である芸能人のステージは本当に驚きました。韓国の学生の盛り上がり方に圧倒されました。留学中に行くことができてよかったなと思います。

22日から26日は韓国の大型連休があるので、長い休みを利用して旅行しようと思います。長い休みなので無意味な休みにならないよう精一杯楽しんで勉強も頑張ろうと思います。