海外留学レポートReport from Overseas

感謝的心情

Jun . 2018

6月になり、蒸し暑い日が続いています。今月は1セメスターが終了する月です。2月の留学開始から約4ヶ月が経過しました。大学の休みが多かったこともありますが、あっという間の4ヶ月だったと感じています。今月は別れと変化の多い一ヶ月でした。

今月は留学生のFarewell Partyと本科生の卒業式がありました。留学に来ていろんな国に友達ができ、台湾の友達との思い出も沢山できました。3年生の本科生も来学期から留学する学生が多いため、卒業生のように別れを惜しんでいました。半年で帰国する留学生や卒業してしまう学生さんたちと沢山写真を撮り花束などをプレゼントし、これから日本に留学する学生さんたちとは日本で会おうと約束しました。特にIFBという留学生サポートの学生さんや筑女に以前留学していた学生さんたちとは関わりが深く、様々なところで助けてくれたので別れが本当に悲しかったです。卒業式には2年前に静宜大学に留学していた志間先輩が日本から来てくださいました。私の留学が決まる前、そして決まった後もすごく力になってくださり助けてくださった先輩です。先輩は今年卒業の学生さんとも友達が多くお祝いに駆けつけてくれました。先輩の話す中国語は発音も綺麗でとても流暢で、私の話す中国語が恥ずかしくなりました。もっと努力して流暢に話せるように頑張らないといけません。

今月、留学に来て100日が経過した日にルームメイトが記念にお祝いをしてくれました。私ですら留学に来てからの日数を数えていなかったのに、ちゃんと覚えていてくれてケーキまで用意してくれました。本当に感動して最高のルームメイトに出会えたことに感謝しています。もっと中国語で会話ができるように頑張って今まで助けてくれた恩返しがしたいです。ルームメイトだけでなく私の住む寮のフロア長もいろいろと助けてくれています。先日は半期で留学が終了する留学生も一緒に夜食を食べに行きました。台湾は朝ご飯も夜食も外で食べられるお店が沢山あります。どこも安くておいしいです。友達の留学終了が間近だったので最後にみんなでご飯に行けて良い思い出ができました。

留学に来てから思わぬトラブルやアクシデントが何度も発生しました。日本では起こらないことや、日本でなら簡単に解決する問題であっても言葉の壁や環境が違うせいかとても苦労しました。しかしそのたび周りの友達や台湾の方が幾度となく助けてくれました。ひとりで解決できないことに悔しい、情けないと感じていましたが、周りの人の助けや優しさに本当に救われました。留学に来ていろんな方に助けてもらっています。そして自分の運の無さや無力さに苛立つこともありましたが、それもポジティブに考えるようにしました。一度経験すれば同じ失敗を防げるし、海外での経験として小さなトラブルにも動じなくなったと思います。ひとつひとつ問題を解決していくことで前の自分より強くなれたと思います。助けてくれた方に直接的にお返しができるかは分かりませんが、日本に帰っても留学中でも困っている人を助ける、少しでも力になることが巡り巡って恩返しという形になれば良いなと思います。

 期末テストも無事終わり、1セメスターが終わってしまいました。筑女からの台湾留学生は私以外半年の留学になるので後期からは少しさみしいです。ですが筑女に留学していた台湾の学生さんが戻ってくるので来学期会えるのが楽しみです。静宜大学の夏休みは6月23日から9月16日までの約3ヶ月間あります。私は一度日本へ帰国し中国のビザを取得してから7月の一ヶ月間中国の南開大学で夏季講習を受講する予定です。8月は台湾に戻り夏季講習を受け、家族も旅行に来る予定なので楽しみです。残りの留学生活を一日も無駄にすることなく過ごしていこうと思います。