６月は前期最後となる期末試験がありました。試験は写・听力・读の三つに分けて行われました。最後の試験ということもあり今までの試験の中で一番難しかったです。特にスピーキングの試験では、先生と1対１の対話形式で制限時間の5分を過ぎると強制終了するという厳しい試験でした。私は今までのスピーキングテストで言葉が詰まることが多くあったので今回のテストは今まで以上にスピーキングの練習をしました。結果、完璧とはいかなかったけれど制限時間内にすべての内容を話すことができたのでよかったです。

期末テストの翌日は修了式がありました。修了式の前に端午节が近いこともあり粽子をみんなで作りました。日本の粽と中国の粽は少し違いがあり、日本の粽はお餅を包んだものが一般的ですが中国の粽はもち米の中に肉や棗などを入れるのが一般的だそうです。実際に作ってみると見た目以上に作るのが難しく先生に教わりながら他のクラスの人たちとも関わることができてとても楽しかったです。

最後に、2月に中国に行き4カ月があっという間に過ぎ、たくさんの人と関わることができました。初めは先生の話していることさえも分からず不安ばかりでしたが、少しずつ理解することができるようになり、簡単な会話ならできるようになりました。留学に行かなければこのような成長もできなかったと思うと大変なことも多いけれど留学して本当に良かったと思いました。

前期の授業は終わってしまったけど夏期講習がまだこれから一カ月あるので気を引き締めて少しでも多くのことを覚えて帰りたいと思います。