海外留学レポートReport from Overseas

溫暖的台灣人  

Apr . 2018

留学開始から2ヶ月が経ちました。4月ですが30℃を超える日が何日もあります。台湾は湿気が多いので蒸し暑く、毎日扇風機をつけて寝ています。今月は1週間ほどの休みがあり、いろんな場所を旅行しました。また、授業でも高雄へ行く機会があり、この1ヶ月間で台湾の様々な地方へ行くことができました。

3月の末には台北に旅行に来る友達に会いにひとりで台北へ行きました。ひとりで台湾を旅行することは初めてで不安でしたが、ルームメイトが助けてくれたお陰で無事に台北にも着き、友達とも合流できました。2泊3日の台北旅行だったので、去年筑女に留学していた中国文化大学の友達にも久しぶりに会うことができました。私のためにいろんなプランを考えてくれていて、台北101に行ったり、おいしいご飯を食べたりと充実した旅行にしてくれました。

今月は学校の行事も多く、一日農業体験で高雄へ行ったり、春水堂でタピオカミルクティーを作りました。高雄では台湾の伝統的な調理法(石を積み重ねて釜を作り火で熱した後、中に食材を入れて蒸し焼きにする調理法)を教わり、トマト狩りも体験させていただきました。農家の方においしい手料理も振る舞っていただき、貴重な経験になりました。タピオカミルクティー作りでは、日本でも有名な春水堂へ行き、シェイカーを使ってひとりずつタピオカミルクティーを作りました。滅多にできる体験ではないので感動しました。また、記念にミニシェイカーまでプレゼントしていただきました。学校の企画で課外授業が多いのは靜宜大學の素晴らしいところだと思います。留学生が中心となって行う学校紹介、411活動というものも行われました。私たちも筑紫女学園大学のブースを作り紹介しました。沢山の学生さんが来てくれたので、筑女に興味を持ち留学に来てくれる学生さんが増えてくれると嬉しいです。

4月の前半には1週間ほどの休みがあり、台南と台北へ旅行に行きました。台南へは筑女の台湾留学組で旅行をしました。台湾で再会するのは不思議な感覚でした。台南のおいしい果物やアイスを食べ、有名な夜市にも行きとても楽しめました。ただ、気温が34度まで上がったため屋外の移動はとても疲れました。1泊2日の台南旅行を終えた翌日から台湾人の友達とその家族の皆さんに台北旅行へ連れて行ってもらいました。台南とは違いこの数日の台北の気温は10度前後しかなく寒暖の差が激しかったため体調管理には特に気をつけました。友達とその家族の皆さんには淡水という夕日が綺麗な湖や中国文化大学、龍山寺という有名なお寺など様々な観光名所へ連れて行っていただきました。皆さん本当の家族のように接してくださり、また台湾の暖かさに触れ台湾の家族ができたようでした。

中国語の授業は、クラスメイトが5人から11人ほどに増えさらに多国籍なクラスになりました。年齢や国籍は皆違いますが、すごくフレンドリーで毎日の授業がとても楽しいです。リスニング力も1ヶ月目より上がってきたように思います。先生の話す中国語は問題なく聞き取れるようになり、分からないところは中国語で積極的に質問するようになりました。積極的な学生が多く、クラスの人数も多いので発言の回数を増やすように努力しています。また、習った中国語は友達との会話や先生との会話ですぐに使って覚えるようにしています。来月はスピーチコンテストに参加する予定なので気を引き締めて頑張りたいと思います。留学生活にも慣れてきたので新しいことが始められたらと思っています。