大学院Graduate School

3つのポリシー

アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

〈人間科学コース〉
学部教育の基礎(またはこれに準じる能力)の上に、仏教精神を根幹とし、広い視野に立った専門的な学術の理論及び応用を学ぼうとする人で、以下の1・2・3のいずれかに該当し、4・5・6のすべてに該当する人を受け入れます。
  1. 高度の専門職業人を志す人。
  2. 知識基盤社会に寄与しようとする人。
  3. 学術文化の進展に貢献しようとする人。
  4. 論理的な文章を作成する能力を身に付けている人。
  5. 研究を希望する分野について、専門的な知識を持ち、探究する意欲が有る人。
  6. 研究計画を説明することができる人。


〈臨床心理学コース〉
学部教育の基礎(またはこれに準じる能力)の上に、仏教精神を根幹とし、広い視野に立った専門的な学術の理論及び応用を学ぼうとする人で、以下の1・2のいずれかに該当し、3・4・5のすべてに該当する人を受け入れます。

  1. 公認心理師の受験資格取得や臨床心理士の受験資格取得を志す人。
  2. 資格取得にとどまらず、「心理専門職業人」を目指す人。
  3. 臨床心理学及び臨床心理一般の知識を身に付けている人。
  4. 臨床心理学を研究するために必要な英語能力を身に付けている人。
  5. 研究計画を説明することができる人。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

基礎教育科目

〈人間科学コース・臨床心理学コース〉

基礎教育科目は、人間理解と人間支援という視点を統合した本研究科の 「人間科学」の基本理念について基礎的な理解を図るとともに、既に身に付けている専門的素養を再認識し、自らの学修目標や研究計画を明確に意識することをねらいとしています。

基幹教育科目

〈人間科学コース・臨床心理学コース〉

基幹教育科目は、本研究科における 「人間科学」の考え方について、より具体的な視点を示し、人間理解と人間支援の今日的課題を概観することをねらいとしています。

専門教育科目

〈人間科学コース〉

専門教育科目は、当該研究分野の各領域を構成する科目で、自らの専門的な知識を深めるとともに、複数の学問的課題の中心に関連性を求め、研究の視点を広げることをねらいとしています。

〈臨床心理学コース〉

専門教育科目は、臨床心理学の理論を学んだり、演習や実習教育を通じて実践力を高めたりする科目で、心理職としての専門性を深めることをねらいとしています。

研究指導科目

〈人間科学コース〉

研究指導科目は「研究基礎」にて研究生活に必要な研究スキルを身に付けること、さらに「研究指導Ⅰ」「研究指導Ⅱ」では、一貫した研究指導教員のもと、修士論文の作成へ向けた個人指導を行い、各自の研究計画に基づき、研究課題の明確化、論証性、独自性を追究していくことをねらいとしています。

〈臨床心理学コース〉

「心理学研究法特論」にて研究生活に必要な研究スキルを身に付けること、さらに「研究指導Ⅰ」「研究指導Ⅱ」では、一貫した研究指導教員のもと、修士論文の作成へ向けた個人指導を行い、各自の研究計画に基づき、研究課題の明確化、論証性、独自性を追究していくことをねらいとしています。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

〈人間科学コース・臨床心理学コース〉
  1. 人間存在について、深く理解し自らの言葉で論ずることができる。
  2. 人間が抱える問題及び人間をとりまく社会や文化の中に存在する問題に対し、多面的な支援の方策を適切に導き出すことができる。
  3. 「人間科学コース」「臨床心理学コース」のそれぞれにおいて、設定した研究テーマについて適切な研究方法に基づいた探究を行い、得られた結果や知見を論文としてまとめることができる。
  4. 研究成果及び研究を通して身に付けた研究的資質を活かし、高度専門職業人として実践的活動をすることができる。