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2021年・アジア文化学科主催・韓国語スピーチコンテスト(大学部)
11月6日(土)、「アジア文化学科主催」大学部の韓国語スピーチコンテストを「筑紫女学園大学主催」高校部と同時開催しました。大学部では、初級部16人、中上級部8人の発表がありました。参加者全員、夏休み期間中、一生懸命、準備をしたことが感じられるスピーチでした。韓国観光公社福岡支社の協賛により、参加者全員には韓国ビューティーコスメや韓国人気キャラクターグッズ等をプレゼントしました。
【大賞】(アジア文化学科:福岡 愛理さん)
私たちはこのコロナ禍で思い出や経験の機会を多く失いましたが、私には、そんな中で気付けたこともありました。そこで私は今回「없는 것을 원하는 우리(ないものを望む私たち)」というテーマで、コロナ禍での気付きから学んだ私たちのもったいない習慣、そして、私たちはどう過ごすべきなのかということについてスピーチをすることに決めました。私は人前で発表することが苦手で、さらに初めて韓国語でスピーチをするということもあり不安もとても大きかったです。
直前まで、頭が真っ白になってしまうのではないかと緊張していたのですが、実際自分の番になりステージに上がると、たくさん練習してきたことを思い出して落ち着き、自信を持って発表することができました。また、ただ覚えたことを発表するのではなく、聞いてくださっている方々にしっかりと自分の考えや思いを伝えることができたと思います。今回の経験を通して、自分の韓国語の実力の向上を実感すると同時に、今後の過ごし方についても再確認することができました。いただいた賞に恥じないよう、より一層韓国語の勉強を頑張っていきたいです。
【最優秀賞】(初等教育コース:高西 咲子さん)
私は今回、「선녀와 나무꾼 (仙女ときこり)」という韓国の童話をスピーチしました。 幼い頃にホームステイとして韓国の学生を家に招いたり、姉が韓国に留学していたりと元々韓国には興味がありましたが、韓国語をしっかり勉強したことはありませんでした。 最初はスピーチコンテストに出ることを迷っていましたが、大学生活で自分に自信をつけるものが欲しく、また、あの時出ておけばよかったと後悔したくないというのもあり、出場することにしました。
夏休みから約3ヶ月間、まずは童話の雰囲気を掴むことから始まり、発音、暗記、表現と地道な練習を重ねていきました。コロナ禍ということもあり先生との練習はリモートを中心に行いました。練習を重ねていくうちに発音が上手くなっていることに自分で気づいた時はとても嬉しかったです。 本番当日では、名前を呼ばれて壇上に上がると、とても緊張しました。しかし、今までの練習量は誰よりも自信があったので、地道に身につけてきた力を5分間という短い時間に全て出し切ることができました。この経験は私にとって韓国語を学習する良い刺激になり、自分の自信にもつながりました。 このような賞をいただいたことをとても嬉しく思います。これで終わりではなく、ここからが始まりだと思い、さらに力をつけて磨いていきたいです。