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日文の学び ** ウソ、鷽、木うそ〜1309 ** 文芸創作

4年生科目「文芸創作Ⅰ・Ⅱ」では、毎年独創的な表現活動を目標に、作品の製作を行っています。

今年度は、太宰府のタウン情報誌『ウソ、鷽、木うそ』(前期)、小説作品集『1309』(後期)を作成しました。

● 4年生前期 「文芸創作Ⅰ」 タウン情報誌『ウソ、鷽、木うそ』出版

4年生「文芸創作」の今年の情報誌は、大学の所在地、太宰府に貢献できる冊子をつくりたいという思いで計画を始めました。
話し合いの中で「木うそ」に出合いました。調べを進めるほどに「木うそ」の魅力に惹き込まれていき、もっと多くの人に「木うそ」を知ってもらいたいという思いが生まれました。
皆で手分けして「木うそ」について調査し、インタビューや街頭アンケートも交えて『ウソ、鷽、木うそ』というタウン情報誌を完成させました。


この冊子を手に取ってくださった方々に「木うそ」の魅力が少しでも伝わってほしいというのが、私たちの「うそ」ではない「ほんとう」の思いです。

企画、調査項目の選択、実地調査、情報収集、情報の取捨選択、原稿執筆、レイアウト、出版まで、試行錯誤を繰り返しながら、利用価値が高いオタクっぽい情報誌に仕上げていきました。
雑学、専門、その他いろいろ、本づくりのノウハウも、楽しく学ぶことができました。

※ 鷽はスズメに似た野鳥で、太宰府天満宮には、菅原道真公が蜂に襲われたときに、ウソの大群が飛んできて助かったという言い伝えがあり、毎年、正月七日酉刻に鷽替(うそかえ)神事が行われています。


● 4年生後期 「文芸創作」Ⅱ 創作集「1309」出版

自由テーマで400字詰め原稿用紙30枚(12000字)の小説を書きました。この文字数にしたのは、芥川賞候補の登竜門である「九州芸術祭文学賞」の原稿上限がこの倍であり、将来を見据えて、内容と構成において、初歩の段階でのしっかりした土台を作っておくためです。

ファンタジーや恋愛、青春群像など、一人一人の個性が光るさまざまなジャンルの小説ができあがりました。
実際に小説を書いていく中で、なかなかアイデアが浮かばなかったり、苦しい思いをすることもありました。そんなときはお互いに作品を読み合い、アドバイスをし合いました。
そして出来上がった
渾身の一作が、ここには収められています。

タイトルの「1309」はこの授業が行われた教室、私たちの物語が生まれた教室の番号です。表紙デザインも学生が手がけました。「糸を紡いでいくように物語を紡いでいく」というイメージで描かれたものです。

No.13 *********