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韓国語能力試験(TOPIK)6級合格者・私の勉強方法・第3話

韓国語能力試験(TOPIK)6級取得ー私の勉強方法ー

私は大学3年生次に受けた「韓国語能力試験(TOPIK)」で6級を取得しました。大学在学中にTOPIK6級取得を目標にしていたのでとても嬉しかったです。私が韓国語を勉強する中で意識していたことは2つあります。

 

1つ目は、韓国語に触れる機会をなるべく多く作ることです。私は韓国アイドルが好きで勉強を始めたこともあり、SNSを通して字幕の無い韓国語の動画を日頃からよく見ていました。ネイティブの話すスピードは、韓国語勉強者のために作られたリスニング問題よりも速いと思います。なので、日頃から意識して韓国語を聞くことで、聞き取りの能力や自然な表現が出来るようになると思います。また今はコロナウイルスの関係で難しいですが、韓国旅行に頻繫に行き、コンサートやイベントに行くことで、韓国語へのモチベーションを上げていくことも非常に有効だったと思います。

2つ目は、過去問をひたすら解くことです。これはTOPIK対策に絞った勉強方法になるのですが、一冊の問題集を繰り返し解くことを心掛けていました。読解問題では、なんとなく分かる状態で選択肢を選んでしまいがちです。しかし効率良く勉強する為に、本文や選択肢の中で出た曖昧な単語も必ずノートに書き写し覚えるようにしていました。また書き写した単語の隣に、文章にした際の使われ方も書く事で、筆記試験対策にも役立つようにしていました。

 筆記問題では、私は大学2年次にTOPIK4級を取得しましたが、作文の勉強方法をどうすればいいのか分からず悩んだ時期がありました。同じように悩みを抱えている方には、模範解答を書き写して形式を覚える勉強方法をお勧めします。TOPIKの作文は、数種類の問題形式の中から出題されるので、たくさん文章を書き移して形式を覚えていれば、自分の単語知識だけで上手く書き進められると思います。独学での勉強は正解の定義が難しいので、あまり考えすぎずたくさん書いてみることをお勧めします。以上、私がTOPIK対策で行った勉強方法です。

私自身、韓国語の勉強をとても楽しく行ってきました。TOPIK取得が目標でも、日頃から試験対策以外の韓国語に触れることが大事だと思います。独学でも6級を取得出来たので、留学や研修に行っていないからといって諦めず頑張ってほしいです。私の勉強方法が少しでも参考になれば幸いです。(德永双葉 記)