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入学式でのガムラン演奏を終えて(ガムラン通信第2号)

4月2日(金)入学式での歓迎演奏を終えて(ガムラン通信第2号) 

私は、アジア文化学科4年の平田桃子です。昨年度までガムラン部の部長させて頂きました。

今年の入学式では、「新入生の不安をガムランの音楽で少しでも和らげたい。コロナウイルスで日々張り詰めている皆様の心を癒したい」という想いで演奏しました。

練習ではなかなか全員が集まることができず、当日まで不安がありましたが、本番ではみんなの呼吸があった素晴らしい演奏になったと思います。

終わった後に、ガムランの演奏が良かった。と声を掛けて頂き、入学式で演奏できて良かったと心から思いました。

昨年は、コロナウイルスによって思うようにサークル活動ができませんでした。そのため、2か月ほど前に先生から、今年は入学式で演奏ができると伺ったときは、とても嬉しかったです。

演奏した4曲は「帆を挙げる」「Chikujyo」「天空の花」など、歓迎の意を込めた選曲でした(写真左)。

 

私のガムランとの出会いは3年前の自分の入学式でした。

入学への大きな不安を抱えながら入学式の会場に入った瞬間、今まで見たことないけれど、とても魅力的を感じる楽器が目に飛び込んできました。

演奏が始まるとその素敵な音に引き込まれたことを今でも覚えています。

一番ガムランが良く見える位置に座り、「いつか私もこの衣装を着て、この楽器を演奏したいな~。」と漠然と思っていました。しかし授業が始まると、なかなか余裕がなく大学生活に慣れることに精一杯でした。

3か月ほどたってから大学生活にも慣れたころ、やっぱり気になっていたガムランの門をたたいてみようと、部に飛び込みました。

あれから約3年が経ちました。私にときめきを与えてくれた入学式のガムランステージで、部員として演奏できたことは、私の大切な思い出です。

サプトノ先生、田村史子先生、愛のあるご指導ありがとうございました。

 

 

入学式では、練習や演奏だけでなく、当日の準備から片付けまで、多くの方々に支えられました。卒業生の皆様、社会人ガムラン団体pratiwiの皆様、教職員の皆様、本当にありがとうございました(写真中)。

演奏後、国際会議場の隣の博多港の新緑の中で、海を見ながらお弁当を食べました(写真右)。

現在、ガムラン部にはアジア文化学科以外の学生も多く入部し、個性豊かなメンバーで活動しています。

すこしでも興味をもった方は、学生でも教職員の皆様でも、ぜひ練習日に遊びに来てください。練習は毎週木曜日の4,5限目、スクヮーヴァティーホールにて行っています。

コロナウイルスが落ちついて、学外の皆様ともワークショップなどでお会いできることを楽しみにしています!

私たちガムラン部はいつでもガムランと一緒に待っています♪