環境共生社会コース*の4年生が，現在進めている卒業研究の途中経過を発表しました。

卒業研究では自分自身でテーマをみつけて、データを収集・分析し、考えをまとめていきます。ゼミナールに所属する3,4年生と担当の先生方の前でプレゼンテーションを行いましたが、3年生の素朴な質問や先生方の建設的な意見など数多く頂き、とても有意義な時間となりました。4年生にとっては大きなプレッシャーだったと思いますが、これで研究のレベルが一つ上がったのではないでしょうか。

今年度はCOVID-19の影響で、計画していた活動が十分にできなかったと思います。しかし、4年生は各々工夫しながら取り組んでいて、この環境で最善を尽くしている姿はとても素晴らしかったです。社会に出たら、与えられた環境の中で自分自身で考えて課題を解決していく力が必要になります。この経験は、間違いなく将来の糧になると思います。これからの4年生の活躍に期待しています。

以下に，4年生の卒業研究のテーマの一部を紹介します。

• 大学キャンパス内における学生の居場所づくり
• 色彩表現を取り入れたピクトグラムを用いた筑紫女学園大学内環境改善
• 福岡市の地域猫活動の現状と地域間の比較
• 石垣島白保サンゴ礁保全に資する商品開発
• 空き家にしないための方策としての異世代ホームシェア
• SDGSからみる​＜誰一人取り残さない＞​ためのフィリピンでの​取り組み事例

*「環境共生社会コース」とは旧カリキュラム（現3,4年生まで）におけるコース名称です（他に「ビジネス社会コース」「メディア社会コース」があります）。2019年度入学生（現2年生）よりこのようなコース制度はなくなり、現代社会における「ビジネス」「地域デザイン」「メディアデザイン」「ポピュラー文化」の各領域についてより柔軟に学べる学ぶカリキュラム構成に変わりました。