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2020年・韓国語スピーチコンテスト実施

2020年10月4日(日)、韓国語スピーチコンテストは、大学部(アジア文化主催)と高校部(筑紫女学園大学主催)に分かれて開催されました。大学部では、初心者部門16名、中上級者部門12名が参加しました。

初心者部門発表は今年4月から韓国語を勉強し始めた1年生が中心でした。観衆の前で少々緊張気味の表情を見せながらも最後までやり切って発表する姿がとても素敵でした。中上級部では2年生以上の学生が発表しました。特に韓国留学組との競い合いに臨んだ2~3年生たちは夏休み中に頑張って取り組んだ自由創作文を堂々とした表情で発表しました。それに負けず韓国留学組は1年間韓国で磨いた語学力を後輩の前で披露し、後輩たちと高校生らに大きな刺激を与えました。

大賞(徳山瑠花さん)

私は今回の韓国語スピーチコンテストでは「앞으로의 한일교류 형태(これからの日韓交流の形)」というテーマで、コロナ19が世界中で流行している中で経験したオンライン日韓交流会の通訳ボランティアを通して学んだことや、これからの日韓交流の形についてスピーチしました。

私は去年韓国のソウルにある徳成女子大学に交換留学生として1年間留学していたため、留学生活1年間の成果を発表する機会として大きなプレッシャーを受けていました。また、初めての韓国語スピーチコンテストへの参加という事でとても緊張していました。しかしいざコンテストが始まり自分が発表する順番になると、自信をもち堂々と自分の言葉で発表することができました。やはり留学生活の中、人前で韓国語を話すという事に慣れていたからだと思います。そのため、会場にいた人たちに自分の考えや目標をしっかり伝えることができたと思いました。この経験は私にとって韓国語能力を確認する機会になったし、自信にも繋がりました。また自分が韓国語で自信をもって発表したことで後輩にもいい刺激になってくれたらいいなと思いました。

最優秀賞(郷原瞳さん)

このコンテストには、私が去年1年間交換留学として韓国に留学していたため参加することになったのですが、思っていた以上に自分の力を発揮することができたように感じています。初めは、緊張して内容がとぶのではないかとか観客を見ることができずに発表が終わるのではないかと心配していましたが、いざ壇上に上がると、緊張はしましたがこのような心配事は全く起きず、堂々と発表ができたと思います。元々私は、人前に出て発表することが得意ではありませんが、このような結果になって自分の成長を感じることができました。この成長を感じた瞬間、このコンテストに参加して良かったと思えました。

しかし、初めはこのコンテストに参加することが決まった時は、ただすればいいと思っていました。しかし、原稿を書き始めると何度も書き直しを行い、せっかく完成した原稿も気に入らないという理由で新しい内容の原稿を書き始めたりして、かなりの時間を費やしました。自分の中ではかなりいい状態の原稿が完成したと思っていたので、このような賞をいただけたことに嬉しく思っています。この賞を頂いたからには、これからも韓国語の勉強に力を入れたいと思います。