2月10日から始まった英語学科主催ハワイ語学研修は、2週間のプログラムを全て終了し、研修参加学生15名は23日夕刻に全員無事ハワイから帰国しました。

今回の研修では、まず平日午前中にハワイ大学マノア校でのHELPプログラムのもと、ハワイの歴史や文化を学ぶ講義と、会話を中心とした実践的な授業に参加しました。授業を担当した講師の先生方は語学研修生の指導経験を豊富に有し、本学学生たちも分かりやすくアクティブな授業を満喫しました。プログラムの全課程を修了した最終日には、研修生一人ひとりに修了証書が授与され、皆笑顔で証書を受け取っていました。

午後の時間帯は、HELPプログラムにより用意された様々なアクティビティ（Hula体験クラス、ハワイ大学学生とのフリートークセッション、Diamond Headへのハイキング、等）にも参加し、とても有意義な時間を過ごしました。また、研修半ばの週末には、ポリネシア文化センターやビショップミュージアムを訪問し、ハワイの社会・文化および歴史に対する知識をより深めることができました。

また、今回の研修では本願寺ミッションスクール（1949年に海外で初めて開校した仏教学校）を訪問する機会にも恵まれ、研修生たちはスクールの生徒さんたちと交流することができました。交流会では、研修生たちはいくつかのグループに分かれ、日本の様々な伝統文化を紹介するというテーマに沿って、生徒さんたちと一緒に折り紙や節分の豆まきなどを実演したりして、楽しい交流のひと時を過ごしました。

研修期間中は学生全員がホームステイ先に滞在し、現地の一般家庭での日常生活も体験しました。英語がまだ思うように話せず、ホストファミリーとのコミュニケーションに苦労する学生もいましたが、一日の研修が終わって帰宅した学生にとってはホストファミリーと過ごす時間は疲れを癒す憩いのひと時となったようです。

今回、英語学科で海外研修を主催するのは初めての試みでもあり、主催部署として不安な面もありましたが、研修期間中は本学科教員が引率で随行していたこともあり、研修生はより安心して2週間を過ごすことができたようです。今後は、本研修に参加した学生はもちろんですが、参加しなかった学科学生の一人でも多くがさまざまな海外研修や長期留学にチャレンジしていってくれることを強く願っています。