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卒業論文口頭発表会を開催しました

2020年1月27日(月)に、「卒業論文口頭発表会」を開催しました。

卒業論文は、所属したゼミで、担当指導教員の指導を受けながら「卒業ゼミナール」の成果として執筆するものです。
卒業論文のテーマは教育、保育、子どもの発達、福祉及び心理に関するものと定められています。

今年度は初等教育・保育専攻で100近くの口頭発表がありました。
多くの発表があるため、1件の発表は質疑応答を含めて10分程度ですが、発表する学生はパワーポイントを使ってわかりやすく発表するように工夫すると共に、発表を聞く学生の皆さんも質問や意見、感想を活発に述べていました。

発表題目の一部をご紹介します。

  • 子どものやる気(意欲)を高める教師の指導技術
  • 幼児期の食育 -野菜の好き嫌いを中心に-
  • 子どもが主体的に対話する道徳授業の在り方 -考え、議論する過程を通して-
  • 保育所へのAI(人工知能)導入 -AIが保育者の補助となるように-
  • 幼稚園ごとの個性あふれる教育方針等について
  • 仏教保育と道徳心の芽生えについて
  • 世界学力一位の国フィンランドに見る読解力向上の取り組みと図書館の活用
  • 幼児教育に音楽が必要とされる理由
  • 子どもの発達全体にメディアが与える影響
  • 小学校におけるインクルーシブ教育 -共に学ぶために必要なこと-
  • 図画工作科における「B鑑賞」の授業について-子どもが主体的に活動するために-
  • 学力格差を解消するための保育士の役割に関する一考察
  • 医療保育士の必要性 -様々な視点から考える医療保育の在り方-
  • ボードゲームを活用したプログラミング教育について
  • 幼児期における愛着形成が人格形成に及ぼす影響-コミュニケーション能力に着目して
  • Society5.0社会で生きていく子どもたちに必要な資質・能力-初等教育を中心として-
  • 人間と動物の関わり
  • 逆上がりの指導法と運動有能感

また、今年度の発表では「布絵本の魅力 ー乳幼児を対象とした手作り布絵本の製作からー」と題した作品発表も見られ、見事な布絵本が紹介されました。

学生のも皆さんの表情からは、学生としての最後の学びをやり遂げた満足感が感じられました。卒業論文、卒業研究に取り組まれた皆さん、見事な学修でした。