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「文芸創作」作品集のご紹介【日文の学び】

コロナ禍による自宅生活も長期化してきました。

皐月の空を見上げながら・・・こんな時こそ、じっくりゆっくり取り組める、そんなこともあるのでしょう。
ということで、今回は昨年度の「文芸創作」作品集をご紹介します。
皆さんも、部屋の中の日常からことばの世界へ。自由に飛び出して、ご自分の世界を創ってみませんか?

『1309』 「文芸創作」 作品集が完成しました

4年生科目「文芸創作Ⅰ・Ⅱ」では、毎年独創的な表現活動を目標に、作品の製作を行っています。
2019年度後期は“小説”に挑戦し、作品集『1309』を作成しました。
あとがきをご紹介します。

『1309』 文芸創作作品集
あとがき

 最初は何も生まれていなかった。何もないところから、自分の想像力を駆使して、ヒトを描き、虚構の世界を構築していく。テーマも何も決まってない真っ新な状態から受講者は自分の書きたいものを自由に綴り、虚構の世界を構成していった。日常を綴ったものであったり、ホラーであったり、ファンタジーであったり、そのテーマは多岐にわたった。

 小説を書いたことがある人も少なくはないだろう。だけどその小説を他人に見せるとなると話は別だ。授業の度に、自分たちの書いてきた物語を他人に読んでもらい、感想やアドバイスを言い合い、授業の度に工夫を凝らしながら書き進め、一つ一つの作品を丁寧に仕上げていった。ここに集められたのは受講者それぞれの想像力の賜物であり、珠玉の作品たちだ。それぞれの作品の世界を充分に堪能し、手に取ってくれた貴方の心に何かしらの感情をもたらしてくれたら幸いだ。

 最後に、この本を制作するにあたり、熱心且つ丁寧にご指導いただいた田代先生への感謝を記しておきたい。(H.M.)

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これまでの作品集の記事はこちらをご覧下さい。

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