社会福祉コースの１年生が少人数に分かれて行う「社会福祉基礎ゼミナール」では、在学生や卒業生の先輩から、学生時代の過ごし方、実習や国家試験対策、卒業後の仕事やキャリア、家庭との両立などについて話していただく第3回目の授業を昨年11月4日に行いました。

今回は、西村美友紀さん（特別養護老人ホームいきいき八田　生活相談員）と松尾梨加さん（筑紫台高等学校・高校教員（福祉））のお二人に講師に来ていただきました。

西村さんの講義の応援に施設長も同行いただき、介護を受けながら生活する高齢者の施設や仕事の風景などについても多くの写真スライドを使いご紹介いただきました。また、施設で求められる人材像についてもお話しいただき、西村さんが職場でご活躍されている姿がよく分かりました。

松尾さんは高校の教員ですが福祉を専門にされています。高校生の福祉に関する様々な資格取得や学習の支援を仕事されています。高校生が主体的な学びができるように授業や日頃から心掛けておられ、手話で高校生と会話などもされ高校生の手話の学びが深くなるようされているそうです。また、講義を聞いている1年生の中にも教え子がおり楽しい講義となりました。

今回のお二人も1年生のキャリアモデルとなったことと思います。貴重なお話をいただきありがとうございました。