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筑紫女学園大学×NPO夏花サンゴ礁保全プロジェクトの活動ご報告

筑紫女学園大学×NPO夏花サンゴ礁保全プロジェクトの活動を報告いたします。この活動は、2016年に現代社会学科の学生を中心にスタートしたもので、沖縄県石垣島白保サンゴ礁の保全と地域の活性化に取り組む白保集落の住民組織、NPO夏花(なつぱな)の活動を応援しようというものです。

具体的には、農地からサンゴ礁への表土の流入を防ぐために植え付けられた月桃(げっとう)という植物を原料とする産品を開発し、その販路開拓を行うものです。

2016年に月桃の葉っぱを原料とするハーブティのパッケージデザインを本学の学生が行い、2017年に商品化されました。また、月桃は香りがとても良い植物なので、現在、サシェの開発も進めています。

こうした活動への協力を学内に広く呼びかけるために、1月25日に学生の有志による月桃茶の試飲会を開催しました。

世界的に劣化が進むサンゴ礁の保全を進めるために、今年は、国際サンゴ礁年に指定されています。本プロジェクトでは、今後、生協での販売を行うとともに、太宰府の門前町での販売を計画しています。

上村真仁(環境共生社会コース教員)