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【地域で学ぶ】地域をデザインする(2)

紅葉が色づく秋の太宰府で、フィールドワークを行いました。「現代社会と地域デザイン」の授業にて、学生の視点から見た大宰府政庁周辺の魅力的な資源を掘り起こすことを目的としたものです。

この科目は現代社会学科1年生の必修科目で、人口減少やそのグローバル化・環境問題の深刻化が地域に与える影響と、それらの解決に向けた市民参加型の地域デザインの手法について学んでいます。地域をデザインするためには「地域を見る目」を養う必要があることから、NPO法人『歩かんね太宰府』さんの全面的なバックアップおよび現代社会学科2,3年生のサポートの元で、街歩きを実施しました。

初めてのフィールドワークに参加した1年生には好評だったようです。学生の感想をご紹介します。

事前打ち合わせで地図や様々な資料を見ていた時と、フィールドワークで実際に外を歩いた時とでは、太宰府の見方が大きく変わりました。資料をたくさん読めばその分だけ知識を得ることができます。しかし、実際に外に出て歩いてみて初めて知ることや見ることができるもの、そして興味が持てるものがあると気が付くことができました。
今回のフィールドワークでは太宰府の歴史についてはもちろんですが、フィールドワークの楽しさや重要性についても知ることができました。