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【地域で学ぶ】地域をデザインする(1)

現代社会学科には4つの領域が用意されていますが、その一つ、地域デザイン領域には(にも)さまざまな科目を配置しています。今回はそれらの授業の中で行った、太宰府天満宮門前町にある歴史的風致形成建造物の現地視察についてご紹介します。

この授業では、地域デザインの歴史的変遷や現代社会における地域デザインの必要性を学んだあと、防災や防犯、環境共生、観光振興などのテーマと地域デザインの関係や、具体的な地域デザイン事例などについて学んでいます。今回は、町並み保全や、歴史遺産の活用による地域デザインを学んだあと、具体的な事例を見に行こうということで門前町を散策することとしました。

具体的には、古民家をリノベーションしたホテル(古香書屋)、明治時代の町屋(杉村家住宅)、明治期の土蔵をギャラリーとして保全している(有岡家土蔵)などを見学しました。残りの授業ではグループに分かれて、現在16件指定されている歴史的風致形成建造物について調査を行い、その魅力を伝えるための広報ツールを作成することとしています。

さて、どのようなものが出来上がるでしょうか?またご紹介しますね。

※現代社会学科では2019年度入学学生から新カリキュラムに移行しました。新カリキュラムでは社会学の基礎を理解し、日本語・英語によるコミュニケーション、データ分析、情報発信の能力を身につけ、現代社会における「ビジネス」「地域デザイン」「メディアデザイン」「ポピュラー文化」の各領域について、「アクティブ・ラーニング」を取り入れながら学びます。なお詳しくは大学案内をごらんください。