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【現社の学び】平戸魅力発見プロジェクト(2)

現代社会学科では複数の専門ゼミナールおよび卒業ゼミナールが連携してコラボ(共同)ゼミナールを複数実施しています。専門分野の違う先生のゼミナールが連携することによって、広い視野と複層的な学びを得られることが期待されます。今回紹介するコラボゼミナール「平戸魅力発見プロジェクト」については、以前、平戸の美しい写真とともにご報告をしましたが、今回は授業内での学びをご紹介いたします。以下は学生による感想です。

11月20日の専門ゼミナールでは、当プロジェクトの一環として福岡大学のグレッグ・オキーフ先生を講師にお迎えし「場所の魅力を引き出すビデオ撮影法」についてのレクチャーを受けました。九州各地の様々な場所を題材としたオキーフ先生の作品を題材として使いながら、”Fail to plan, plan to fail”(「計画なしの成功はない」)という言葉で事前の計画やロケハンの重要性を、”Story is king”(「物語こそ最も重視すべき」)という言葉で場所の魅力はそこにどんな物語を与え、魅力的に提示するかにかかっているということを教えていただきました。私たちも自分たちの工夫や準備で平戸の魅力を引き出せるよう頑張っていこうと思いました。

※現代社会学科で開講されるゼミナールのうち、3年生対象の「専門ゼミナール」と4年生対象の「卒業ゼミナール」は当学科ならではのゼミナールで、3,4年生が一緒に学ぶ場として位置付けられています。つまり、同じ教員の専門ゼミナールと卒業ゼミナールは同時に開講され、同じ教室(またはフィールド)で行われます。2年間、上級生もしくは下級生とも一緒に学ぶ事で「大学での学びの集大成」を効果的に達成することが可能となります。