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福岡観光コンベンションビューローを見学しました
先日「時事アジア」の学外授業として福岡観光コンベンションビューロー(FCVB)を見学してきました。近年増加傾向にあるアジアからの観光客などに対して、福岡市の外郭団体であるFCBVが実施している事業について具体的に説明して頂きました。
福岡市を訪問した外国人数などの観光統計は事前の授業で確認済みだったため、この日はまずFCVBの観光事業全般について説明を受けました。観光情報の提供、発信といった受け入れ環境の整備や、国内外のイベント等での誘致宣伝活動など、個々の事業者ではなく「福岡」という地域としての活動を学びました。
続いて具体的な事業例として、福岡市公式シティガイド「よかなび」の運営や、海外メディア取材受け入れなどについて、担当者の説明を伺いました。また「よかなび」の言語ごと＝英語・韓国語・中国語(簡体字/繁体字)のアクセス状況から、どういう情報が求められているのか、また最近の韓国人観光客の減少の影響なども、具体的に知ることができました。
いっぽう海外メディア取材の受け入れについては、取材を踏まえて作成された映像や雑誌を具体的に見せていただきながら説明を受けました。断片的なソーシャルメディア情報とはまた違った形で、外国人の方が日本や福岡に求めている情報を知ることができたと同時に、コーディネートの大変さも窺い知ることができました。
最後に、実際にFCVBが運営している福岡市観光案内所の見学に行きました。説明を受けたうえでの見学だったこともあり、外国語のパンフレットの内容や役割について考える機会になりました。
今回の貴重な経験を踏まえ、今後とも福岡とアジアとの関係について勉強していきたいと思います。FCVBのみなさま、ありがとうございました。