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【地域で学ぶ】太宰府天満宮門前町のまちづくりから学ぶ

現代社会学科のカリキュラムの中に「地域デザイン領域」があります。この領域にはまちづくり関連科目が多く配置されています。それらの授業の中では、歴史とみどり豊かな文化のまち「太宰府」にある本学の立地を活かして、太宰府天満宮門前町でのまちづくりの現場から学ぶフィールドワークも数多く行われます。時には地域のNPOなどのお力をお借りすることもあります。大学の中だけでなく多くの地域の方との学びの中で、学生は知識だけでない多くのことを学びます。

今回は、まち歩きボランティアガイド「NPO法人 歩かんね太宰府」の島松理事長にご案内いただき、太宰府天満宮門前町で新たにホテル、ギャラリー、カフェにリノベーションされた古民家をまわりました。これらは、法律に基づいた「歴史的風致形成建造物」に指定され、公的支援を受けて維持および修復を行ったものです。先人から受け継いだものを大切にする現オーナーの方々の想いをうかがいながら、歴史的資源に現代的な価値を付加することで、より魅力的なまちづくりにつながることを学びました。

筑紫女学園大学のキャンパスは徒歩圏内に太宰府天満宮門前町があり、史跡、寺社仏閣、宝満山などの自然地域へもアクセスが良く、地域を学ぶフィールドが充実しています。

※現代社会学科では2019年度入学学生から新カリキュラムに移行しました。新カリキュラムでは社会学の基礎を理解し、日本語・英語によるコミュニケーション、データ分析、情報発信の能力を身につけ、現代社会における「ビジネス」「地域デザイン」「メディアデザイン」「ポピュラー文化」の各領域について、「アクティブ・ラーニング」を取り入れながら学びます。なお詳しくは大学案内をごらんください。