現代社会学科では大学における多様な分野の学びと社会活動における実践的な学びを融合させるため、1年生の「社会活動実践」を必修科目としています。インターンシップやボランティア活動、海外研修などの体験と事前・事後の学習を通して、現代社会における自らの社会活動の位相について、より深く広く認識しする科目です。

必修科目ですので、1年生全員が何かの活動に参加しますが、最初は気後れしていた学生も、事前指導を受け事後指導でのグループワークを通して、少しずつ社会との接点を自分で探っていくようです。

今回はこの「社会活動実践」を経験し、さらに活動の幅を広げている様子を1年生に紹介してもらいます。

9月に久留米で行われた「子ども食堂」に参加し、大学生活でおぼえたスパイスから作るインドカレーを作ってきました。

今回の「子ども食堂」を企画していた学内サークルのLykkeの方に「インドカレーを提供したいから」と誘われたことがきっかけで、インドカレー作りを担当しました。当日は、なれない調理環境に不安がありましたが、こどもたちと一緒に涙を流しながら、タマネギを切ったかいもあって、「おいしい！」という声と、おかわりしてくれた人たちの多さに胸をなでおろしました。（現代社会学科1年）