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【社会から学ぶ】ファッションから社会を学ぶ

現代社会を生きる私たちの身に着けている衣服は、連綿と受け継がれてきた服飾史の延長線上にあります。ファッションに興味はあっても、日常的になかなか目を向けることの少ない服飾と社会との関係に着目した「ファッション文化論」や「カラーコディネー論」などの科目も開講されています。3,4年生では、実際に作品を製作し、その画像をもとにプログラミングの基礎を習得し、色彩の基礎知識・カラーコーディネートの知識を活用し、現代社会における社会そのものや生活と色彩との関わりについて研究を深めるゼミナールもあります。

この製作段階でのお買い物風景をご紹介しましょう。

ここは中州川端のレース地・舶来布地・ブレードの品揃えでは西日本一の「丸十(まるじゅう)」さんです。「現代では『量り売り』って少なくなりましたよね。でも布地は今でも量り売りですよ。」と社長さん。今日はここに授業で使う教材を選びに来ました。布地の特徴や名称等学びながら、自分のイメージに合ったとってもステキなフランス製のレースとブレードを見つけてがテンション上がりました。これからこれをどのように生かしていけるのか楽しみです。