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福岡アジア文化賞について

本学学生が2019年(第30回)福岡アジア文化賞授賞式に参加しました!

 2019年9月10日(火)、福岡国際会議場にて、第30回福岡アジア文化賞授賞式が開催されました。今年の受賞者はランドルフ・ダビット氏(フィリピン/社会学)、レオナルド・ブリュッセイ氏(オランダ/近世アジア-ヨーロッパ関係史)、佐藤信氏(さとうまこと・日本/演劇)のお三方で、秋篠宮皇嗣同妃殿下ご臨席の下、賞状・メダルの授与、子ども達からの花束の贈呈等が行われました。

 アジア文化学科の1年生は、授業の一環として授賞式に参加して、アジア学の最先端に触れる機会としています。上級生は、案内役(アテンド)として式に参加し、式の進行を補助するとともに、振り袖姿で会場を華やかに彩りました。

   以下、参加した学生の感想を紹介します。

 1年生の時に初めてアジア文化賞を知り、鑑賞してから、舞台の上に立つ着物姿の先輩方に憧れを抱くようになりました。いつか私も舞台に立てる日が来るといいなと思っていたので、やることが決まった時はとても嬉しく感じました。何もない私が、秋篠宮様ご夫妻の前に立ち、ご夫妻の目に映ることができたと思うと、とても誇らしく、また受賞された方々も私に笑顔を向けてくださり、とても幸せな気持ちになりました。 福田さん(大賞受賞のランドルフ・ダビット氏と) 

 夏休みも終わりに差し掛かった9月10日、アジア文化大賞に参加しました。私の仕事はアテンドといって、舞台の上で受賞者や表彰者の立ち位置を案内する役でした。舞台の上で動き回り先導するという目立つ仕事ですので、決して失敗しないようにと尽力しましたが、トラブルも重なり舞台の上での最高 のパフォーマンスは発揮できませんでした。 1番難しかったのは、何より笑顔でした。歩き方等の作法、自分の立ち回り、アテンドしながらも写真に映らないような立ち位置等、ちゃんとやろうとすればするほど、表情という ものは作りにくいものです。この仕事は大変貴重であり、なかなか体験できない事でした。難しい役でしたが、達成感 も多く有り、素敵な夏の最後の思い出です。 村岡さん(学術研究賞受賞のレオナルド・ブリュッセイ氏と)

 私はアテンドスタッフとして受賞者様のご案内を行いました。受賞者様の中にはフィリピンやオランダからお越しいただいた方もおられました。アテンドをする上で気を付けたことは、目や手、ジェスチャーで的確な案内をすることです。私はここで伝え方にも様々なやり方があることを学ぶと共に、伝えることの難しさを学びました。とてもいい経験になりました。ありがとうございました。 牛島さん(芸術・文化賞受賞の佐藤信氏と)

 私は、アジア文化賞というアジアに貢献した人々を表彰する授賞式に携わらせて頂き貴重な経験をさせて頂きました。ステージ上では振袖を着て登壇者のアテンドという担当をして、姿勢や歩き方、アテンドをすることの難しさを実感しました。また、アジア文化賞の授賞式のステージがより良くなる様に表舞台からは見えない所で大勢の方が準備をし、関わっていることなども知ることができました。間永さん(写真右、右から2番目はランドルフ・ダビット氏、その左は高島福岡市長)