去る2019年9月12日（木）、長崎市において「大学生観光まちづくりコンテスト2019長崎のしまステージ」本選が行われ、 現代社会学科有志5名からなる「チーム現社」（3年生田村優光さん、2年生有吉桃花さん、貴島凪砂さん、栗山晃瑠さん、下尾千晶さん）の観光まちづくりプラン『対馬まるごとプラン～サムfamilyから始まる“新しいうるおい”～』が審査員特別賞である「JTB賞」を受賞しました！

本選では、40弱の応募チームのうち、予選を突破した10チームが朝から熱いプレゼンテーションを繰り広げ、その後14チームがポスターセッションに参加しました。本選通過大学は、北は小樽商科大学から、東京の跡見学園女子大学、明治大学、関西は大阪府立大学、九州は北九州市立大学、九州産業大学、長崎ウエスレヤン大学と本学です。

「チーム現社」は本コンテストに応募するにあたり、学生主導にて自主的に結成され、学生の要請で観光学・地域環境学・環境経営学（ビジネス）の協力教員3名がチームに加わり、2019年6月18日キックオフミーティングにて活動をスタートさせました。

対馬の現地調査は、本学と域学連携で現社インターンシップ派遣で連携している対馬市役所しまづくり推進部・観光商工課のみなさんの多大なご支援のもと、7月の予備調査と8月の本調査を実施しました。

韓国と歴史的につながりの深い対馬において、欧州の観光客をターゲットとすることで、将来的に日本人観光客や他の国々の観光客の導引を目指し対馬を世界の人に楽しんで頂くプランです。具体的には、廃校リノベーションによる地元の方々を講師とした「対州そば打ち体験」や「漂着ごみで音楽を奏でる」、透き通ったエメラルドグリーンの海「シーカヤック」に「トレッキング」など対馬を満喫できる「対馬まるごとプラン」体験授業プログラムとなっています。

本選当日は、早朝に福岡を出発しやや緊張気味の様子でしたが、対馬のキャラクター”しまひこ”も応援にかけつけてくれて、エールを送ってくれたおかげで、堂々とステージで対馬の良さをまるごとアピールできました。

末筆ながら、この度の調査・準備においてご支援・ご協力を賜りました対馬市役所、対馬福岡事務所のみなさま、対馬でご活躍のみなさま、そして暖かく応援してくださった本学の職員のみなさまに感謝申し上げます。