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読書のあしあとProject マイスターの BOOK RANKING(2)

 読書のあしあとプロジェクト 

日文のダイバーシティは読書から!

本を読むことは、誰かの視野に触れること。これを繰り返して、私たちは世界を広げて行くのです。

学生を中心に「読書のあしあと委員会」を結成して、活動を続けています。30冊を読み終えた方には、 読書マイスター として記念品を贈呈しています。

読書マイスター 厳選の BOOK RANKING 第2弾 をご紹介します。    第1弾はこちら

  図書館にある本限定!  思わず応援したくなる葉室麟作品  

1.川あかり  葉室麟

藩で一番の臆病者である七十郎が刺客の使命を受ける。とても真っすぐな主人公を応援したくなります。

2.螢草  葉室麟

武家の娘でありながら女中となっても、元気で前向きな菜々を見ていると、こっちまで勇気が湧いてきます。

3.銀漢の賦  葉室麟

身分の違う3人が、少年時代から絆を築いていく・・・。
下級武士である十蔵と百姓である源五の対立は胸熱です。

 お笑い好きにオススメ! 

1.THE MANZAI  あさのあつこ

中学生のノリが良い! 個性的なキャラで賑やか。
何より衝撃の始まり方に注目!!

2.文体練習  レーモン・クノー著 朝比奈弘治訳

1つの文章を100近くのパターンで表現されていて、1人で全部作り上げてるのがすごい!!
女子高生の口調が面白い。

3.小林賢太郎戯曲集「STUDY」「ALICE」「TEXT」  小林賢太郎

コントの文字起こし。展開のあり方や文学作品のオマージュ等が魅力的。

 奇妙な話を読んだな・・・ ランキング 

1.星を売る店  稲垣足穂

タイトルからしてちょっと楽しそうですけど、文というか作風が独特な印象を受けた作品です。「星を採る」という発想がとても好きです。

2.箱男  安部公房

安部公房は割と妙な話が多い(※個人の感想です)ので、箱男だけではなくて、他の話も読んでみて頂きたいです。
冒頭に箱の作り方が書いてあるので、1回だけ実際にやってみたいと思ってます。
皆さんも箱をかぶって別のものになってみては・・・!?

3.猫町  萩原朔太郎

日文は割と近代詩知ってる人多い印象なので、読んだことがある人の方が多いでしょうか?
猫が大好きなので、こんな体験できたらなあと、読むたびに思います。
あと個人的意見ですが、おクスリをキメてたんじゃないこれ? とも思いました。

日本語・日本文学科にとって、本を読むことはとても大切な活動です。
本との出会いは、きわめて個人的なものでありますが、学科としても学生の皆さんの読書活動を後押ししたいと考えています。

 

    日文の学び ** 読書のあしあとプロジェクト始動 **

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