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アジアの学び~卒業生便り~

卒業生便り~本願寺賞を受賞して

 今年3月に卒業された久枝優衣さんは、聴覚に障がいを持ちながらも熱心に勉学に励み、中国語副専攻と学芸員の二つの資格を取得されました。

この業績をたたえ、2018年度学位記授与式において本願寺賞を受賞されました。先日、久枝さんより卒業後に感謝のお便りをいただきましたので以下に紹介します。

 「私はこの4年間で、アジア文化学科独自の資格である中国語副専攻、文学部共通の博物館学芸員の資格をとりました。この資格をとるための授業を中心に単位をとってきました。

 特に中国語は四声などがあり難易度が高い言葉だと言われてるので、最初は不安でした。先生方にとっても耳の不自由な学生に教えるのは初の試みだったことだと思いますが、諦めずに根気よく指導してくださいました。

 また、授業中に先生の言葉をパソコンやノートに書き起こすサポートをしてくださる学生やボランティアのテイカーさんが中国語をどう書き起こせばよいのかわからなく困っていたとき、障がい者のサポートをしてくださるラトナのスタッフの方々と一緒に考えてくださいました。また、中国語を専攻している先輩方にも助けていただいたりしたこともありました。たくさんの方々が、私に対してどのようにサポートすればいいのか考え支援してくださった結果、中国語副専攻をとることが出来たのだと思います。

 博物館学芸員の資格を取る際には、担当の先生や実習支援センターの方、実習先の方、ラトナの方が実習先や課外活動においての配慮について打ち合わせをして準備して下さったので、情報保障が確保され耳の不自由な私でもとることができました。

 その他にもアジア諸国の文化、歴史に興味を持っていた私にとって、アジア文化学科の授業は毎日刺激的で面白く学ばせて頂きました。

 この4年間は、濃く楽しく貴重な時間でした。新たなステージにたっても、これを糧にして頑張っていきたいと思います。」

 久枝さんは、現在OA事務の仕事に携わっていらっしゃいます。久枝さんの今後のご活躍を祈念します。