昨年度末の3月29日（金）に本学キャンパスにてJALスカイ九州福岡空港国際線担当の伊藤梢さん（英語学科卒業生）による講演会を英語学科主催のもと開催しました（本講演会は昨年10月に本学とJALとの包括提携に基づく活動の一環によるものです）。

約50名の参加学生が熱心に聞き入る中、講演前半では伊藤さんに主に国際線での地上勤務の業務内容について話していただきました。続く後半では本学科教員三日月雅子先生とのパネルディスカッションにも協力いただき、乗客の方々に安心して空港から飛び立ってもらうための地上勤務員としての大切な心掛けについてなど、活発なトークがお二人の間で展開されました。

途中、三日月先生からの要望で日・英語両方での地上アナウンスのデモを伊藤さんに実演していただいた時には、まるで空港にいるのかと錯覚するほどの流ちょうなアナウンスぶりに、参加者一同から大きな歓声と拍手が沸き起こりました。最後に在学生へのメッセージとして伊藤さんが特に強調されたのが「英語学科に在籍しているからには、とにかく英語力をつけることに全力を注いでほしい」という点でした。

講演終了後は会場を移動して、伊藤さんと参加学生がテーブルを囲んでの茶話会を開催しました。飲み物とお菓子を楽しみながらの終始笑いに包まれた和やかな雰囲気の中、参加学生から投げかけられる積極的な質問に伊藤さんはひとつひとつ丁寧に答えてくれました。

昨年10月に包括提携記念講演をしていただいたJAL客室常務員の重松詩織さんも英語学科の卒業生です。本学を巣立っていった卒業生の活躍ぶりを目にするのは何にも代えられない喜びです。今後も伊藤さんの一層の活躍を心より願っています。