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「体験―ミュージック・セラピー」の授業で「福岡県立福岡高等視覚特別支援学校」の生徒さんたちと交流会をしました。

「体験―ミュージック・セラピー」の授業の学外活動として、2018年12月10日に、「福岡県立福岡高等視覚特別支援学校」の生徒さんたちと交流会をしました。

 この授業は、様々な障害を持つ方たちとともに、音楽を通じて、人が持つ本来の命の輝きを感じ、喜び合うことを目的としています。そのために、心身の障害について、また、音楽の持つ力について実体験とともに学び、その知識と経験をもとに、実際に交流会を行います。音楽は、インドネシアの伝統音楽<ガムラン>を用います。<ガムラン>は、その豊かな響き、美しいかたち、融和的な合奏の様式、などから、全世界的にミュージック・セラピーに非常に適した音楽であるといわれています。(授業担当:田村史子、写真撮影:村田真知子)

ムランの伴奏で自己紹介。目の不自由な生徒さんたちの、音を聞き取ろうとする集中力に圧倒されました。

初めて触る楽器に、大喜びの生徒さんたち。先生たちも興味津々でトライしていらっしゃいました。

 本年度は、「福岡県立福岡高等視覚特別支援学校」の音楽の先生、入江聡子さんが、生徒さんたちにぜひガムランの体験をさせたいということで、文化庁から「文化芸術による子供の育成事業~芸術家の派遣事業~」という助成を受けられ、交流会が実現しました。同学校の本科(普通科・生活技能科)の生徒さん16人のうち14人が、参加し、5~6時間目の授業(13:45~13:35)を使って行われました。

 ガムランの演奏と指導は「体験-ミュージック・セラピー」の受講生とガムラン部の学生+OG、ガムラン演奏グループ「プラティウィ」のメンバー、東京のガムラン演奏グループ「カルティカ」から2人のメンバー、総勢12人で参加しました。生徒さんたちに、ほぼ、一対一で対応できました。

はじめてのガムラン演奏

みなさんすごい集中力!

いろんな楽器に挑戦

うまくなってきました

「リチェリチェ」という曲が仕上がり、生徒さんたちの発表演奏です。先生たちも、その出来具合に驚いておられました。とても寒い日でしたが、みんなの心がひとつになり輝いて、とても暖かく感じられました。思い出せばいつでも、本来の自分に戻ることが出来る、魔法の時間のひとかけを、もらったような気がします。