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筑女で特別支援を学ぶ意味②

前回の記事の続きです。
今回は、本学独自の「障がい児教育・保育副専攻」を中心にお伝えします。

3.筑女で学べること

2019年に特支免許一種が取得できる大学は福岡県内で6つ。
筑女では、特別支援学校や特別支援級、小学校、幼稚園、保育所で児童や子どもの教育・保育に携わってきた、経験豊かな教員が授業を担当します。
開講を予定している科目の一部をご紹介します。

  • 『特別支援教育総論』
    特別支援教育に関する基礎的な知識の取得や支援方法についての理解を目指す科目です。
    特別支援教育の歴史や制度を学ぶとともに、障がいのある幼児児童の個別の指導計画や支援計画作成の基礎的知識を、特別支援教育に携わった経験のある教員から学びます。
     
  • 『知的障がい者の教育』
    障がいのある幼児児童や障がい者への教育の歴史、現状、課題などについて学ぶとともに、知的障がいのある幼児児童や障がい者の自立活動に向けた教育課程について学ぶ科目です。
    個別のニーズや教育課程編成を、特別支援教育に携わった経験のある教員から学びます。
初等教育・保育専攻では、高い専門性とホスピタリティを備え、当たり前のことを当たり前に行う教師や保育者を育成することを目指しています。
本専攻の卒業生が教育・保育の現場で羽ばたき、幼児児童が豊かに生きる社会を創ることができればと考えています。
今回の特支免許や障害児教育・保育副専攻の導入が、その一助になればと願っています。