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授業風景 ** 日本語表現演習II ** お薦め本展示会2018(その2)

「日本語表現演習II」お薦め本展示会(企画発表会)を行いました。

展示の様子紹介 その(2)です。

その(1)           その(2)
 めくり巡る世界の旅展       飯テロ特集
 Cosmeの魔法にかけられて      時をかける本フェア
 紙の本と電子書籍、        泣く僕、鳴く君フェア
   売り上げ比べフェア      内容しりとり
 にやけ注意本フェア        中日間の文学の違い
 クセになる鬱本フェア       平成最後のハリポタ祭り


〈飯テロ特集〉

一人暮らしのあなた。

今日の夕飯メニューに悩んでいるあなた。

お腹が空いているあなたの手助けをします。

読むと温かくなる「食BOOK」をお楽しみ下さい。

  『あまからカルテット』柚木 麻子
  『鴨川食堂』柏井 壽
  『食堂かたつむり』小川糸
  『ゆきうさぎのお品書き』小湊 悠貴
  『お菓子手帖』長野まゆみ
  『あつあつを召し上がれ』小川糸
  『奈良まちはじまり朝ごはん』いぬじゅん


〈時をかける本フェア〉

昔から読まれている本を見て、大人は懐かしんでみませんか?
子供は本の歴史を知ってみませんか?
今読まれている本を見て、大人は今の流行りを知ってみませんか?
子供は更に新しい世界を知ってみませんか?

昔と今の本を知ることで長い間愛されている本を知ることができます。
もしかしたら、昔と今の描かれ方の違いを発見することができるかも・・・!?

  ーーさあ! 本の時をかけよう!!

     『あらしのよるに』きむらゆういち・あべ 弘士
     『はらぺこあおむし』エリック・カール
     『ぐりとぐら』なかがわりえこ


〈泣く僕、鳴く君フェア〉

“涙活”という言葉が生まれるように、人々は日々ストレスを抱えて生きています。そんな私達を癒やしてくれる動物を、私達は大切にできていますか・・・?

「黒猫は写真映えしないから」と捨てる人々に、小さな子犬をストレスだらけの環境に置くカフェ。

今一度、私達は動物との距離感を考え、大切さに気付くべきではないでしょうか。

展示作品:一緒にいる時間をもっと大切にしたくなる
  『デューク』江國香織
  『旅猫リポート』有川浩
  『アンジュール』ガブリエル・バンサン
  『星守る犬』村上たかし
  『犬と私の10の約束』川口晴
  『世界から猫が消えたなら』川村元気

隣の会場で、犬猫譲渡会 同時開催中です!


〈内容しりとり〉

本は複数の要素でできている。

今回集まった三人は読む本のジャンルがばらばらであったが、内容をみていくと、似た要素、共通点があることに気づいた。

この共通点となる要素をつなげていき、本の内容でしりとりをすると、普段読まないジャンルでも新たな一冊に出会うことができる。また、色々なジャンルの本を揃えることで、幅広い世代を読書の世界に引き込む狙いがある。

 スタート 『注文の多い料理店』宮澤賢治
        ➡ 猫・料理
      『八朔の雪』高田郁
        料理 ➡ 江戸
      『花宵道中』宮木あや子
        江戸 ➡ 恋愛
      『阪急電車』有川浩
        恋愛 ➡ 電車
      『オリエント急行殺人事件』アガサ・クリスティー
        電車(列車)➡ イギリス
      『ハリーポッターと賢者の石』J・K・ローリング
        イギリス ➡ 魔法


〈中日間の文学の違い〉

中日間の文学の違いは、多くの方面に表れている。このような文化の違いを、中日の現代の通俗小説の比較によって分析することができる。
現代の一般的な小説は文化消費を重視して、これは全体の文化の分野の中で最も社会の文化需要を反映する部分になると考えられる。

中日の読者の好みの差を見るために、それぞれの2017年のベストセラー1位の本を選び、共通点と相違点を考察した。

  『活きる(原題:活着)』余華
  『九十歳。何がめでたい』佐藤愛子


平成最後のハリポタ祭り

皆はもう確認した!?  書籍と映画の違い!

11月に『ハリー・ポッターと死の秘宝』が放映されたが、書籍を読んでいる人はどのくらいいるのだろう。

今回は、書籍と映画の違いについて知ってもらい、長くてなかなか本を読まないという人にも、書籍のおもしろさを知ってもらいたい!

  『ハリー・ポッターと死の秘宝』J・K・ローリング



2年次科目「日本語表現演習」は、3クラス開講しています。それぞれ異なるアプローチで、表現力・コミュニケーション力の育成に取り組んでいます。

今回紹介するクラスのテーマは、昨年度に引き続き「本と読書を取り巻く現状と課題」です。
学期中盤の作業として、グループに分かれ、「お薦め本展示会」企画を想定して準備を重ね、12月初旬にポスター発表を行いました。

今年度は、11のグループがそれぞれテーマを考えて選書し、PoPと書評という課題を組み込んだ展示を工夫しました。
発表会当日は、全員が全ての展示に対して批評コメントを書きました。翌週には、それらのコメントも参考にしながら、グループとしての最終報告書をまとめました。

No.47 *********