各学科からのお知らせNews from Departments

学生主催の『現社決起集会』を開催しました!

12月5日(水)18:00から本学飛翔会館1Fにて学生主催の『現社決起集会』が開催されました。名前だけ見るとちょっと尻込みしてしまいそうですが、発起人の学生曰く「決起集会という名前で強い印象ですが、何かを企てる訳ではありません」との事でした。この会の趣旨は、来春初めての卒業生を出す現代社会学部で学年間のタテのつながりを持とう、というものです。発案、企画から開催に至るまで一期生を中心とした現代社会学部の学生が行いました(教員は当日都合がつく者がゲストとして見学にやってきました)。

集会は2部に分かれて行われました。第1部では「グループワークを実践」と銘打ち、それぞれのテーブルに座った各学年(タテのつながりができるように学年をシャッフルして座ってもらっていました)の学生同士でグループワークを行いました。お題は「現代社会学部とは何か?」などでした。時間を区切ってのワーク後、司会の4年生がフォローと総括を行ないました。続いて4年生が3人登場し、自身の就活についての苦労談や成功談を話しました。3年生以下、とても熱心に耳を傾けていました。

休憩を挟んでの第2部では、事前にビデオ収録した教員へのメッセージを流し、その後再度、今度は席を立って丸くなり、その場で集まったグループごとにワークを行いました。

12月になって、17時頃にはすっかり暗くなります。特に本学がある場所ではそうです。しかし木曜の18:00からの開催にもかかわらず、80名近い現代社会学部の学生が集まりました。参加費は無料だったのですが、主催学生が集めたカンパ等で豪華ビュッフェも振舞われました(ちなみにローストビーフが一番早くなくなっていました 笑)。

みんな料理を片手に夢中でコミュニケーションを取っていました。気づくともう20:00になろうとしていました。予定の時刻をとっくに過ぎていました。スクールバスの最終時刻に間に合わないといけないので、20:00までに集会は終了しましたが、みなさんもっと話しげでした。

私は教員として側で見ているだけだったのですが(あ、ビュッフェもいただきました^^;)、発起人の、一期生である4年生の成長に文字通り目を丸くしました。彼女たちは先輩がいない中、いろいろと試行錯誤しながらも、いや、だからこそここまで成長したんだなぁ、とちょっとジーンときてしまいました。今回の集会で、下級生たちも頼もしい4年生と接しつつ、後に続いてくれる事と思います。なお集会スタッフには下級生も参加していました。とても勉強になったのではないかと思います。次はあなたたちが中心になって、この集会を続けていって欲しいと思います。最後に発起人である4年生が開催前に書いた文章を紹介します:

現代社会学部が求める学生像は「自立した女性」です。そして自分のカラーを持った女性になること。しかしまだ私はそのモデル像と在学している学生のギャップを感じます。ではどうすべきなのか。もっと自分たちの目指すモデル像や、将来のイメージを持つことが大切だと思います。どんなことが求められているのか、足りていない部分は何なのか、何が必要なのかを「自分で」気づくことから始めなきゃいけないと感じています。

そもそも大学に通っているのに、なぜこの学部にいるのか、何を学んでいるのか、どう社会に役立つのかを言葉化できる学生は多くいるのでしょうか。学生は「知ろう」とせずとも大学を卒業出来ます。ただ卒業に必要な単位を取ればいいだけなので。でもそんな中身のない、経験値にもならない時間を過ごして大学生活充実するのだろうか。だからこそ、学部から「活力をあげなきゃ」と感じました。

今回私たち一期生がイベントを立ち上げますが、一回で終わらず来年も続いていくようなキッカケになることを目指しています。スタッフにも後輩を巻き込み、先生をスクープするようなコンテンツを作りました。何が出来上がるか楽しみです!