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アジア塾報告

2018年度「アジア塾」を開催しました

 今年もアジア文化学科主催の公開講座「アジア塾」が、11月10日(土)、17日(土)、24日(土)の3日間太宰府市のいきいき情報センターにて開催されました。今年度のテーマは「アジアにおける日本の交流」で、アジア文化学科らしく、台湾、西アジア、韓国と幅広い視点でアジアの交流についてとりあげ、本学教員がそれぞれの切り口から講演しました。

 最終日に伺うと、本年4月に本学に着任したばかりの羅義圭先生が「日韓交流のため近代史を読みなおす」と題して、熊本出身の横井小楠を取り上げつつ新しい歴史観を構築する必要性を話されました。キーワードは「アンラーン(unlearn)」(=一旦身についたことをリセットすること))だそうです。質疑応答では、韓国に長期滞在されていた方などもいらして、フロアからも様々な意見や質問が飛びだし、参加された皆さんの熱意がこちらにも伝わってきました。(文責:竹熊)

 2019年は、アジア文化学科創立20周年という節目の年となります。ますますパワーアップした公開講座を企画中です。来年度も多くの方のご来場をお待ちしています!