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附属幼稚園に見学実習に行きました【1年生】

初等教育・保育専攻では子どもと接する機会を増やすため、1年次に附属幼稚園に見学実習に行っています。
(これに加え、初等コースでは小学校に見学実習に行きます)

今年度は10月に1年生全員が4回に分けて、福岡市中央区警固にある附属幼稚園に半日見学実習に行きました。

3つの目標をもって実習に取り組んでいます。

  1. 子どもたちの発達を知る
  2. 先生方の指導や言葉かけを知る
  3. 環境構成を知る

事前に、附属幼稚園の教頭先生に授業に来ていただき、子どもたちの発達や子どもたちとの関わり方の注意点を学びました。
それを活かし、当日を迎えました。

「見学」と言っても、実際に子どもたちに関わることで学ぶのがこの実習の目的です。

子どもたちが朝登園してきたときは、1年生も子どもたちも緊張の面持ちでしたが、少しの時間で打ち解け、まずは室内あそびを楽しみました。

ある日は天気が良いこともあり、園庭でのあそびや、園の横にある「こーるの森」にあそびに行き、楽しんでいました。
附属幼稚園は現在建て替え工事中でしたが、子どもたちは様々な場所であそび場を見つけて楽しんでいたことも勉強になりました。

午前の実習はあっという間に終わり、最後はクラスごとに担任からアドバイスをもらい、大きな学びになったようです。

また、大学に戻ってきてからの事後指導では気づいた点や学んだ点をグループディスカッションで出しあい、情報を共有できました。

 

 

実習を終えた感想を少しだけ抜粋してご紹介いたします。


幼稚園教諭になりたいという思いが強くなり、今後の学校生活へのモチベーションが上がりました。
子どもと接することで、自分たちも学ぶことがたくさんあって、子どもたちとともに自分も成長できるとてもやりがいのある仕事だと思います。


体力もいるし、声かけの難しさも知れたけど、それでも子どもはとてもかわいくて、早く資格をとり、夢を叶えたい気持ちが強くなりました。


最初は楽しみだけど、不安が入り混じった気持ちでいました。
しかし登園してきた子どもたちと遊びを通して関わっていくうちに、だんだん仲良くなり、不安よりも楽しい気持ちでいっぱいになりました。


子どもたちがすることにもどかしさを感じ、ついつい手を差し伸べようとしてしまう。
しかし、子どものやる気、自主性を育てるためには、見守りが必要であることに気付いた。
物事をやり遂げるのに、いくら時間がかかったとしても、自分でやったときの達成感が次の行動のやる気につながるのだということを感じた。


今回の実習で今後の課題と私の目指す先生像がより明確になりました。


たくさん反省もあったけど、子どもたちと話したり、遊んだりすることがすごく楽しかったし、本当に子どもたちみんなかわいかったし、やっぱり保育士になりたいと思える実習になってよかったです。