植物の専門家に解説をしてもらいながら、自然環境演習の講義として標高が829mある宝満山に登りました。

竈門神社から登り始め、スダジイを中心としたシイカシの照葉樹林、点在するアカマツやコナラなどを観察しました。
登っていくと、モミ林、アカガシ林が姿を表し、山頂に近づくとブナの落葉広葉林が出てきました。

今年はブナが実をつけていて貴重な観察ができました。
宝満山は福岡では登山者に人気があり、多くの登山者がいましたが、植物の勉強をしているのは私たちだけのようでした。

学生全員が頑張って山頂まで登り、無事に下山できました。春の花から勉強を始め、今回、樹木の勉強もできましたので、次は筑紫女学園大学の中にある「筑女の森」を調査して、演習のまとめにとりかかります。