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【8/25】オープンキャンパスDXにご参加いただきありがとうございました

8月25日にオープンキャンパスDXが開催され、英語学科ではミニ講義2つと学科紹介、個別相談などを行いました。たくさんの高校生と保護者の方々がおいでくださいました。

 

山田直子先生のミニ講義①「多文化防災ワークショップ~多文化共修を体験してみよう」では、高校生、留学生、それに英語学科の先輩学生でグループになり、多文化防災ワークショップに参加してもらいました。「もし太宰府で地震が起きたら」という設定で、文化や慣習が異なる人々が避難する際に起こりうる課題について一緒に考えました。たとえば、「ムスリム留学生が避難所でお祈りを始めたら?」、「宗教上の理由で避難所で出された豚汁が食べられない!」などです。グループで英語と日本語を使いながら、解決のためのアィディアを共有しました。積極的に英語を使っている高校生の姿に感動しました。

 

ミニ講義②「筑女で英語の先生になろう!」では、アダチ徹子先生と、教員採用試験を終えたばかりの4年生2人が座談会をしました。教職生は、英語学科の他の学生よりも多くの授業科目を履修し、さらに教育実習などがあるのでとても大変ですが、2人は「筑女で教職を勉強できてよかった」と言っていました。教育実習で他の大学の実習生と話す中で、筑女での勉強が充実したものであることや、教職員との距離が近く、ていねいな指導を受けられることなどに気づいたそうです。ミニ講義では、教職生の学びがわかる写真や、2人の授業力の向上がわかる模擬授業の動画なども見てもらいました。英語の先生が足りないと言われている昨今ですが、教職に興味がある高校生のみなさんが熱心に話を聞いてくれている姿は、本当に頼もしかったです。

 

学科紹介の場では、英語「で」学ぶ英語学科の様子がわかるポスターを見ながら、先輩学生が高校生に自分の参加した授業や課外活動、海外研修・留学などについてお話しました。「英語は好きだけどそんなに得意ではないので、大丈夫でしょうか。」とちょっと不安そうな高校生もいましたが、「好き」「使いたい」「人と交流したい」といった気持ちがあれば大丈夫です!実際に英語で伝えあって「通じた」「わかった」という「気づき」を得ることが、言語習得につながります。それに、英語を使って文化や価値観の違う人と交流し、自分の知識や視野が広がるのはとても楽しいことです。そんな学びができる英語学科を進路の選択肢に入れてもらえればとても嬉しいです。ご参加いただき、本当にありがとうございました。