アジア文化学科では「基礎ゼミナールⅠ」の一環として、毎年短期交換留学生との交流セッションを実施しています。今年は、7月12日に、2日から13日の予定で来学した、カナダ・クイーンズ大学、オーストラリア・西シドニー大学、マレーシア理科大学、韓国徳成女子大学から10名の留学生に学科に在籍するベトナム人留学生2名を加えて行われました。

前半部の留学生によるプレゼンテーションでは、マレーシア理科大の学生が、英語で大学とマレーシアの食文化を紹介しました。大学の校舎には、戦時中日本軍が建てた病院が使われるなど、日本との意外な歴史的関係性が示されました。また食文化は、マレー系中国系インド系が混じりあい、大いに食欲をそそられたようです。

韓国徳成女子大の報告では、大学の紹介のほかにK-POPや韓流ドラマ、さらに日本では味わえない食文化の紹介が日本語と英語で行われました。K-POPグループには、日本人学生は無論のこと、留学生からも「熱い」視線が注がれていました！

後半では、８グループに分かれて、数人の留学生との交流が日本語、韓国語、中国語、英語を織り交ぜて大変にぎやかに行われました。留学生が日本語や韓国語中国語英語をあやつり積極的に話しかけてくれたことで、学生たちも英語に加え、習いたての中国語韓国語を使ってやりとりをしていました。最後にはお互いにインスタグラムを交換するなど、今後の交流の「持続可能性」が大いに期待されます。

留学生の積極性やコミュニケーション・スキルを目の当たりにし、学生たちは今後自分たちが留学や海外研修に行った際に大いに参考になると感想を述べていました。みなさんの今後の大いなる活躍を期待しています。（担当喜多村・羅）