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「音楽の社会学」ゼミにて地元人気インディーズバンドのボーカルの方を招きお話しいただきました

現代社会学科の花野ゼミでは「音楽の社会学」をテーマに総勢17名が各自設定したテーマ研究に取り組んでいます。普段はお互い似たテーマごとにグループに分かれて相互発表や質疑応答、アドバイスなどを行い、数回に一度、全体発表会を行っています。

時にはゲストを招く事もあります。今日は、福岡を拠点に全国のライブハウス等でご活躍のインディーズバンド"Smily Tinky"のボーカル、堤 顕紘(つつみ あきひろ)さんをお招きし、お話しいただきました。

堤さんは現在、九州大学芸術工学府に所属する大学院生でもあります。今春ご提出された卒業論文のタイトルは「インディーズバンドの広報戦略に関する実践的研究-ミュージックビデオを中心に-」でした。まさにご自身のバンド活動からテーマを起こして卒業論文をお書きになった訳です。

現代社会学部では一期生がまだ4年生であり、従って卒業論文(卒業制作)を完成させた学生が一人もいません。そこで堤さんに、音楽をテーマに書かれた卒業論文の構想から執筆、そして完成にいたるまで、苦労談を含めて90分にわたりお話しいただきました。

堤さんは、ご自身のバンドのMV(ミュージックビデオ)に工夫を凝らすことで、MVの再生回数やライブへの集客効果がどの程度上がるかを、実際に動画投稿サイトへアップロードしたMVの事後分析やライブハウスに来たお客さんへのアンケート集計および分析を通じて検証し、最終的には集客のための広報戦略における理論モデルを構築されていました。この集客効果において現在欠かすことが出来ないのが「SNSによる口コミと拡散」であり、そのためにMVに独自性をもたせて、という訳です。

お話の後にはゼミ生(と私)による質疑応答がありました。質問は卒業論文の事以外に、ご自身のバンド活動に関したものもありました。今回ゼミ生以外からも参加してくれた学生がいて、キラキラ目を輝かせながら堤さんのお話に聞き入っていました。

花野ゼミのゼミ生も、各自の卒業論文(卒業制作)への大きなヒント、刺激になったと思います。