各学科からのお知らせNews from Departments

ご卒業おめでとうございます!

3月9日に本学の卒業式が行われました。

2019年度の卒業式は中止、2020年度と2021年度は学部ごとに卒業生と教職員だけで行いました。今年度も学部別ではありますが、ようやく保護者の方にもご列席いただくことができました。

 

 

中川学長は祝辞で、コロナ禍、AIの登場、ロシアのウクライナ侵攻、トルコ・シリアの大地震など社会のありようが大きく変わっている現在、「私」が生き続けることの意味が問われていると述べ、世界を変える大きな出来事が次々と起き続ける時代に大学生活を送ったみなさんが感じたことや考えたことを語り続けてください、と呼びかけました。平和な世界はたゆまぬ努力を続けなければあっという間になくなってしまうことが実感される今、「さあ、みんなの出番です」と社会へと飛び立つ卒業生にエールを送りました。
英語学科の学生の卒業証書・学位記は、山口桃果さんが代表して受け取りました。
成績優秀者に贈られる本願寺賞は、英語学科では宮林舞さんが受賞しました。
また、地域の子どもたちへの支援に力を尽くしたことなどの功績により、英語学科の別府くるみさんが学長賞を受賞しました。
その後、ゼミごとに分かれ、ゼミの教員から卒業証書・学位記を受け取り、記念写真を撮り合ったりしました。
今年度の卒業生は、コロナ禍以前に入学し、毎日通学して授業を受け、友だちとおしゃべりをしたり、サークル活動やアルバイトに励んだりといった大学生活を始めました。しかし、2年生になる直前、そのような「普通」の大学生活は一変し、自宅からオンラインで授業を受け、友だちにも会えない日々が続きました。どんなにつらく寂しかったことでしょう。そんな中でも「今できることをやろう」と気持ちを切り替えて勉学や自己研鑽に励みました。辛い日々を強い気持ちで乗り越え、互いに支え合って卒業の日を迎えました。筑紫女学園大学で私たちと過ごした日々が、これからのみなさんの支えとなることを心から願っています。卒業生を見守ってこられた保護者や関係者のみなさま、筑紫女学園大学と英語学科へのこれまでのご支援に心から御礼申し上げます。卒業生のみなさんのご健康とご活躍をお祈り申し上げます。