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韓国語能力試験(TOPIK)6級合格者・第5話

韓国語能力試験(TOPIK)6級取得-私の勉強方法-

私は大学3年の4月に行われた韓国語能力試験で6級に合格しました。在学中の6級合格を目標としながらも、コロナの影響で留学に参加できなかったこともあり、厳しいだろうと思っていました。そのため独学で6級を取得することができて驚きましたし、とても嬉しかったです。

独学といっても、私は韓国語を机に向かってたくさん勉強してきたわけではありません。今でも私が知っている韓国語の8割ほどはドラマから学んだものだと言えるくらいです。それでもこうして、初のTOPIKⅡ受験で6級を取得することができました。経験を踏まえ、効率よくTOPIKの対策ができた勉強方法をご紹介します。

韓国語能力試験を受験するにあたっては、まずTOPIK対策の授業を受講しました。毎回テストがあったので、授業で解いた過去問は問題文も選択肢も全て、日本語に訳したものから韓国語に完璧に翻訳できるように勉強していました。なかなか勉強に取り掛かれないという人は、まずTOPIK対策の授業を受けることから始めることをおすすめします。

そして1番大事なのは、過去問はできる限りたくさん解くようにすることです。出題される単語や文法は傾向が決まっているので、過去問は解けば解いただけ対策になります。ただし作文問題については、過去問を解くのではなく「TOPIKⅡの作文に使える文法」を覚えることに時間を使うのが効率的です。実際に作文の練習を何度もしないと不安だと思う人もいるかもしれませんが、作文の過去問を解くのは時間がかかる上に、明確な解答があるわけではないので採点ができません。それよりは、例えば問題集であれば解答例だけ見て、使えそうな文法をメモして覚えていくというような方法が効果的だと思います。ちなみに私は、過去問の問題集は学校の図書館で借りて勉強しました。また、作文問題におすすめの文法はネットにもまとめてあったりするので、チェックしてみてください。

もちろんTOPIK対策としては机に向かって過去問を解くということが大事になりますが、普段の自主的な韓国語勉強については、自分に合った、自分が意欲を持って取り組むことができるような方法で行うことが大事だと思います。人にはそれぞれ合った勉強法があって正解不正解はないと思うので、自分が楽しんで勉強できる方法で勉強していただけたらと思います。

私も、今回6級合格と言ってもギリギリだったので、点数を伸ばせるようにこれからも楽しみながら勉強を続けていきたいです。(福岡 愛理 記)