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初めての「卒業ゼミナール」が始まりました

現代社会学部は2015年4月に新設された新しい学部で、まだ卒業生がいません。しかしこの4月に、ようやく全学年が揃いました。年々入学者が増えていっており、それにつれて学部もどんどん賑やかになっていっています。

現代社会学部では全学年でゼミナールが必修化されていますが、中でも3年生の専門ゼミナールと4年生の卒業ゼミナールは、各自が研究したいテーマを選び、そのテーマに近い先生のゼミに所属して主体的に研究するゼミナールで、全21種類(のプログラム)から成る現代社会学部の目玉科目です。

そして、専門ゼミナールと卒業ゼミナールとは、同時に開講されます。つまり、3年生と4年生が一緒にゼミ活動をする訳です。4年生は卒業論文(卒業制作)に向けて、3年生は自身の研究テーマ確定とその展開に向けて、それぞれゼミ活動を行います。

昨年度は3年生しかいなかったゼミナールが、今年度から3,4年生が揃い、一気に賑やかになりました。一例として、花野准教授の「音楽の社会学」ゼミナール(ビジネス社会コース)の模様をどうぞ(写真)。グループで今後の活動についてそれぞれ打ち合わせを行っているところです。毎回のプレゼンのため、教室は大型スクリーンがある一般教室を使用しています。

花野ゼミでは、4年生主導でゼミを運営し、3年生にアドバイス等を行いつつ、両学年がいい意味で刺激を与えあって研究を行っています。花野先生は、時々は前に来て話しますが、だいたいは後ろで見守っている感じです。ゼミが始まってまだ2回目ですが、すでにそのような形ができています。

今後は、インディーズシーンで活躍中のミュージシャンを呼んでお話を伺ったり、フィールドワークを行ったりと、様々なメニューを考えています。一期生である4年生が3年生を引っ張って行っている姿は頼もしい限りです。