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2022年・仁川大学主催「韓国文化体験プログラム」参加・第2話

2022年・仁川大学主催「韓国文化体験プログラム」参加・第2話です。

【アジア文化学科2年・横尾涼香さん】

私は2022年8月8日から8月20日まで、仁川大学で行われた韓国文化体験プログラムに参加した。私がこの研修に参加しようと思った理由は、韓国語のレベルを上げたかったからだ。私は大学に入学してから韓国語を勉強し始めたため、独学や高校で習ってきた人に比べれば実力は劣ると感じていた。また一年次に参加した韓国語スピーチコンテストで自分よりもスムーズに内容を表現している人を見て、悔しい気持ちもあった。そのため、自分の韓国語のレベルを上げたいと考えこの研修への参加を決めた。また、私は将来韓国で日本語教師として働きたいと考えている。そのためには、韓国語のレベルを上げるだけでなく韓国の文化なども学びたいと考えていた。大学の講義では文化のことも学んだが、現地に行くことで、さらに自分の学びが深まると考えた。このような理由から、この研修への参加を決めた。

この研修では韓国語の授業が合計で30時間あり、このほかにソンドツアーやロッテワールド訪問、ハングルカリグラフィー体験、ソウルツアーを体験することができた。韓国語の授業は初級クラスと中・高級クラスの二つに分かれ、私は初級クラスで勉強した。初級クラスには、自分のように韓国語を1年間学んだ人やブランクがある人、韓国語を初めて習う人など9人のメンバーで行われた。授業はほとんど韓国語で行われ、解説などは日本語だった。2週間で教科書1冊を終わらせたため進むスピードは早かったが、1年間学んでいたのもあり、しっかりとついていくことができた。休憩時間にはアイドルのMVをみたり、ゲームをしたりして楽しく学ぶことができた。

韓国語の授業以外の時間は、仁川大学の日本語学科の学生が、日本人学生6人につき2人がつき、一緒に文化体験をした。特に私が印象に残ったのはソウルツアーだ。ソウルでは韓服体験をした。自分自身韓服を着るのは初めてで、インサドンの古い町並みも一緒に楽しむことができた。他にも国立中央博物館を訪問したり、チャプチェを作ったりして韓国の文化を存分に体験することが出来た。      

この研修を通して、文化体験ができただけでなく韓国人の友達が出来たり、韓国語だらけの環境に身を置くことで韓国語に耳が慣れてきたり自分にとってプラスになることが多かった。さらに自分から韓国語で話してみたり、分からないところを聞いてみたりしたことで積極的になったと感じる。この研修で学んだ韓国の言語・文化などをこれからの大学生活でさらに深め、韓国での日本語教師を目標に勉強に励みたいと思う。そしてTOPIKなどの検定試験などにも挑戦し、上級の合格を目指していきたい。