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授業紹介~アジア文化基礎ゼミナール2022

福岡県議会議員渡邊美穂先生の特別講義

1年生の必修科目である「アジア文化基礎ゼミナールでは」2022年10月20日木曜1限に礼拝堂にて福岡県議会議員・渡邊美穂先生をお迎えして「夢ってなんだろう?」というテーマで「特別講義」をいただきました。

渡辺先生は、筑紫女学園短期大学を卒業された「大先輩」で、中国に留学されたこともあったそうです。学生自身の「夢」を話し合いながら、渡辺先生が県議会議員になるまでの「越し方」についてのお話を伺いました。

また、講義には全国唯一の20代女性県議でもある中村香月先生にもおいでいただき、学生グループの話し合いに加わっていただくほか、外資系企業やカナダ留学の経験などを話していただきました。

また、質疑応答では、海外生活の注意点や女性議員としての苦労話などをうかがい、大変有意義な時間となりました。

渡辺先生、中村先生、貴重な時間をありがとうございました!

受講した学生の感想のいくつかを以下に紹介します。

・私は今回の講義を受けて、「みんな違ってみんないい」が私の心に残りました。私は、人に合わせてしまう傾向があるので、自分の意志をちゃんと伝えていきたいと思います。

・夢のことについてこんなに深く考えるのは初めてでした。二人の県議会議員の方がお話ししてくださったけど、二人とも大学生の時にはまだ夢が決まっていなかったと聞いて少し安心しました。逃げてもいいとおっしゃられていたけれど、自分のやるべきことからは逃げないような人間になりたいです。そして、転がっている夢に気づいて、それがいつ来ても掴めるような準備、努力していきたいです。

・私は夢や目標がないことを恥ずかしく思っていました。しかし、今回みんなで話し合ってみるとまだ夢や目標がないという人が沢山いたので、自分だけじゃないんだと心が軽くなりました。また、先生の逃げたくなったら逃げていいという言葉がとても響きました。逃げたくなっても逃げるな、諦めるなという考え方が当たり前の日本で、先生のような年代の方からそのような言葉を聞いたのは初めてだったので、外の世界を見てきた人はやはり考え方が柔軟なのだと感じました。今は、やりたいと思ったことや少しでも興味のあることに片っ端から飛びついてみて、縁を大切にしながら、生きていきたいと思います。

・みんな違ってみんないい"、"命が1番大切だ"という言葉を大切にしようと思いました。最近自分の生き方について少し悩んでいました。今回の講義で前向きに考えよう、嫌だったら逃げてもいいんだと思えました。中村さんと同じグループでお話ができて、中村さん自身も自分と同じ年齢の頃はまだ夢がなかったとおっしゃっていて焦って見つけなくてもいいことがわかりました。日々の中で夢につながるようなそんな一歩を見つけていきたいです。人との繋がりも大切にしながら生活します。ありがとうございました。中村さんとのお話楽しかったです。

・前の方の席だったのもあると思いますが、先生方が気さくに話しかけてくださってとても話しやすく楽しかったです。今明確な夢を持っていなかったため、難しかったですが、先生とお話する中で自分がこの大学に入った理由も夢に繋がるということに気づけました。まだこれから大学生活が3年間あるのでその中でやりたいことをたくさんやって、見つけて、楽しく過ごし、素晴らしい社会人になれたらいいなと思いました。