各学科からのお知らせNews from Departments

[認定絵本士課程] 絵本の絵の魅力

「何が描いてあるかな」「どんな人がいるかな」「ここは、どこだろう」

「何をしているんだろう」「どうしてかな」「この表情は、どんな気持ちなのかな」

「りんかくがはっきりしているね」「あざやかな色が使われているね」

「あ!こんなところに小鳥がいる」…

絵本の絵を、一枚の絵画を鑑賞するように、ゆっくりじっくり見ていると、いろいろなことに気づきます。

子どもは、保護者や保育者が読み聞かせてくれる絵本の言葉を聞きながら、あるいは、自分でページをめくりながら、こんなふうに絵を読んでいるのかもしれません。

傍らにいる大人(保育者)は、子どもが絵の中にたくさんのものを見つけられるように、言葉かけができると素敵ですね。

ユリー・シュルヴィッツ作・画『よあけ』には、静かな夜の湖畔に、夜明けのときが訪れる様子が描かれています。さまざまな魅力にあふれる絵本ですが、特に、色彩が伝えてくれることの豊かさに気づかされます。