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アジア文化学科1年生の学び「ガムラン体験」

アジア文化学科1年生の学び「ガムラン体験」

1年生の必修科目「アジア文化基礎ゼミナール」は、「様々な体験学習を通じてアジア文化学科で学べることの広がりを知る」ということを授業の目的のひとつにしています。今回は、インドネシアの伝統的打楽器「ガムラン」の演奏体験を行いました。初めて触れる楽器・音楽に少し緊張している様子でしたが、演奏指導が始まると真剣な表情に!

今回は田村史子先生(アジア文化学科元教授)、そして先生の弟子であり、アジア文化学科の卒業生でもある沖明日香さん、青木恵梨菜さんが講師を務めてくださいました。

講師の先生方に指導していただきながら、授業内に一曲合奏できるようになることを目標に頑張ります。曲が仕上がるにつれて顔の輝きも増してきました。さあ、あと一歩!

最後にみんなで合奏!無事、授業内に一曲仕上げるという目標をクリアしました。合奏後には歓声があがり、「やり切った!」という達成感と喜びの表情をマスク越しにもうかがうことができました。

学生たちからも、「最初は出来ないと思っていたが、最後にはクラス全員で一曲完成できて貴重な経験ができた」、「ガムランという楽器を知れて、実際に一曲合奏するといった経験は筑女のアジア文化学科に来ていなかったら出来なかったことだと思うので、貴重な体験をすることができて本当に良かったです。これからももっとアジアのことについて感じて、考えて、触れていきたいです」といった感想が寄せられました。アジアについて興味を深める、良い体験になったようです。

 

【講師の先生方からのコメント】

沖明日香先生「今回のガムラン体験を通して、これから大学で勉強する皆さんに、少しでもアジア文化を学ぶ楽しさを感じていただけたら嬉しいです。私も教えることで、ガムランの新たな魅力に気づかされました。」

青木恵梨菜先生「コロナ禍で人との距離を縮めることがまだ難しい現状の中でも、体験している時の学生の笑顔をマスク越しに感じられたことがとても嬉しかったです。体験型の講義の意義と、ガムランを通じて人との繋がりの大切さを再認識することができました。」