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英語学科の学び 「英語学概説」

毎年前期に開講している英語学科専門科目「英語学概説」(松崎徹先生担当)では授業の学修項目の一つとして英語の方言について学びますが、その導入として、受講生が各自の出身地域の言葉について調べ、それをクラス全体で共有する授業を先日おこないました。 

受講生には福岡県以外の九州6県(鹿児島、宮崎、熊本、大分、長崎、佐賀)からの出身者がいたため、県ごとに6つのグループを作り、福岡県出身者が県外のご当地言葉を教わる形で活動をおこないました。アクティビティの最中は、初めて耳にする単語や言い回しに対する驚きの喚声がグループのあちらこちから上がっていました。 

最後に全6県のご当地言葉を黒板に書き出し、クラス全員で地域特有の表現の数々を共有しました。中には、地域を超えて似通った言い回しがあったりして、興味深い発見もありました。 

筑女では23年度新カリキュラムの主要な教育理念の一つに多文化共生を掲げています。こうした方針に沿うものとして、「英語学概説」での方言に関する学びが、受講生の多様な文化への理解に繋がっていくことを期待します。 

 

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